カルチャー
[女性誌速攻レビュー]「Domani」3月号

「Domani」神崎恵の“24時間タスク”、「どんなに暇でもやらないし」と思った点

2018/02/28 19:00

 「男もつらいよ。ワーパパの哀しみブルース」。先月号でチラリと触れた、産後クライシスのアンサー企画かと思いきや、ただの「夫(父)」の嘆きでいっぱい!

 嘆きつつも、妻をさりげなくディスるといったことはなく、アンサーもなし。しかし、注目なのは「妻」への忖度がそこかしこにあふれてる点! 「悲しき想いを綴った『ワーパパ川柳』発表します!」企画は、もちろん投稿者の本名はなくイニシャルですし、「平日は仕事、休日は家事に子育て…『頑張っても報われない』ワーパパたちの本音を聞きました!」では、覆面ではなく、なんと顔出しの座談会! 本音、言っちゃダメ、絶対なやつです。きっとこの記事、座談会出席者の家族は「パパったら、こんなこと思ってたの〜?(キャッキャ)」なんて、仲良く読むんだろうなあと想像つきますよ。茶番か!

 「『パパだって子供に好かれたい』有名人パパも悩んでいました」では、庄司智春さんが体験談を。「奥さんがある雑誌のインタビューで『夫はたまに食器を洗ってくれますが、汚れが残っていることも。内心『えっ』って思いますが、それを指摘するとやる気を削いでしまうので、口に出さないようにしています』って言っていたんです。雑誌のインタビューで奥さんの本音を知るという…」という悲しい話をしていましたが、よくある内容ですしねぇ。

 この記事もミキティが読んで、「雑誌で旦那が言っていたのですがぁ」って、どこかの雑誌で話すのかな。無限のループか! で、最後の「『夫を上手に家事、育児に巻き込もう!』パパにも子供にも優しくなれるアドバイスをもらってきました」では社会学者の田中俊之先生からの、8つの提案があります。「夫に家電を選ばせる」「玄関に飾る花を夫婦で買いに行く」など、行動レベルに落としめる内容で、これは気楽に試せそうです。効果は……あるのでしょう!

 それにしても、家族を持つことって覚悟が必要ですね。その大変さの何倍も幸せがあるのだろうけど、読んでるだけで、独身者にはおなかいっぱい胸いっぱいです。あ、田中先生の8つの提案にはなかったけど、クリームチークを頬につけておくってのもお忘れなく!
(白熊春)

最終更新:2018/03/01 11:29
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