芸能
ヨガ親善大使にも就任!

片岡鶴太郎、激ヤセヨガ生活は“健康”なのか? 全日本ヨガ協会に聞いてみた

2017/12/09 17:00

 同協会「オンフルールヨガスタジオ銀座本校」の白石久美氏は、鶴太郎の体型を「痩せすぎのように感じます」と語る。ヨガの教えにおいて、“贅肉がそがれた激ヤセ状態”が理想とされることは、断じてないそうだ。

「ヨガとつながりのある“アーユルヴェーダ(インドの伝統的医学)”では、食事は三食食べ、必要な栄養はしっかり摂るとされています。鶴太郎さんは、『一日一食、朝食のみ』とテレビで言っていましたが、それはご自身で編み出されたものなのか、もしくは師匠がいて、その方から教わったものなのか……一般的なヨガの世界ではやらないですね」(白石氏、以下同)

 そもそも、「ヨガをやると痩せて健康になる」という考え方にも、白石氏は疑問を投げかける。

「ヨガの世界では、『その人本来の体型になる』というのが健康とされているんです。なので、暴飲暴食で肥満になっている方は、ヨガをやることで痩せると思うんですけれど、痩せすぎている方は、逆に健康的に太るということもあり得ます。人に個性があるように、体型も人それぞれで、その人にとってのベストな体型があって、すごく痩せていても、ぽっちゃりでも、健康な方はいます。ヨガのインストラクターが全員痩せてるわけではありませんしね。ただ、現在の鶴太郎さんが“本来の体型”なのかと聞かれると、正直疑問が残ります。鶴太郎さんは元々痩せ型ではないと思うんです。私は医師ではないのではっきりとは言えないものの、体的には、もしかしたら飢餓状態、栄養が足りていないのではないかと感じてしまいます」

 ヨガとは決してストイックなものではなく、「自分にとって“ちょうどいい”生き方を見つけるもの」と語る白石氏。であれば、鶴太郎はヨガの教えに完全に反しているようにも思えてしまうが、白石氏は「ただ、鶴太郎さんにとっては“ストイックであること”が、ちょうどいいのかもしれません。というか、自分のライフスタイルをストイックと思っていないでしょう」と続ける。

「ヨガの本来の目的は、体作りを超えて、“精神的な幸せ”というところに行き着くことなのですが、鶴太郎さんは、今のライフスタイルを“幸せ”と感じているのではないでしょうか。医学的、一般的に見たら痩せすぎではあるものの、ご自身が『体調がいい』と思っていて、幸せであれば、それは誰も否定できません。鶴太郎さんもご自分がそう思っているだけで、『ヨガを極めたいならこうすべき』と、ほかの人には押し付けていないですよね」

 ちなみに、鶴太郎がテレビ番組でよく披露しているヨガの呼吸法「ナウリ」。腹直筋を意識的にあやつり、臓器をマッサージして全身を浄化させる奥義なのだが、「インストラクターでも、養成スクールで知識は得ますが実践はしません。『伝統的なヨガははこういうのをやっていたんだなぁ』『インドで本格的にヨガをやる人向けのもの』と思うくらい」なのだそうだ。

 最後に、「“ストレスなく自分らしく生きる”というのがヨガの考え。人それぞれにヨガの形がある」とまとめてくれた白石氏。鶴太郎にとって今のヨガライフは、まさに“ストレスなく自分らしく生きている”ということなのかもしれない。

最終更新:2017/12/09 17:00
アクセスランキング

今週のTLコミックベスト5

  1. 塩対応な私の旦那様はハイスペックな幼馴染!?~トロトロに甘やかされて開発される体~
  2. 交際ゼロ日で嫁いだ先は年収5千万円のスパダリ農家~20歳、処女を弄ぶ優しい指先~
  3. お花屋さんは元ヤクザ~閉店後の店内で甘く蕩ける~
  4. 体育会系幼馴染は世界一の溺愛男子~全人類の好感度がある日見えたリケジョの私~
  5. 淫魔上司は不器用な溺愛男子~インキュバスが魅せる激甘淫夢は人外の快感~
提供:ラブチュコラ
オススメ記事
サイゾーウーマンとは
会社概要
個人情報保護方針
採用情報
月別記事一覧
著者一覧
記事・広告へのお問い合わせ
プレスリリース掲載について
株式会社サイゾー運営サイト