水谷豊が許せば……テレビ朝日『相棒』5代目相棒に、元SMAP・稲垣吾郎が急浮上!

2017/03/04 10:00

 劇場版が大ヒットしているテレビ朝日系の人気ドラマシリーズ『相棒』。その4代目相棒・反町隆史に続く5代目として、元SMAPの稲垣吾郎の名前が急浮上しているという。

『相棒』は、初代相棒の寺脇康文、2代目の及川光博、3代目の成宮寛貴まで、平均視聴率が17%(ビデオリサーチ、関東地区/以下同)を超えていた。ところが、4代目に反町が起用されたシーズン14の全話平均視聴率は、15.3%にダウン。継続して反町が出演しているシーズン15は全20話の予定だが、14話までの平均視聴率は14.7%。主演の水谷豊は「視聴率が15%を割ったら、ドラマをやめる」と公言しているともいわれ、スタッフは戦々恐々だ。

 そんな中、2月11日に全国公開された劇場版『相棒-劇場版IV-首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断』のオープニング2日間の興行収入が4億174万3,800円と、これまでの劇場版3作を抜いて、シリーズ最高を記録。同週の興収ランキングでも、ダントツ1位。その余波で、ドラマの15話、16話は15.7%まで回復した。

 しかし、残り5話の視聴率が15%台をキープできるかは不透明だ。シリーズを存続させたいテレ朝は、視聴率回復と水谷の意欲を維持するための、目玉となるような5代目相棒探しに入っているという。
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 シーズン15では、及川がゲスト出演したことで、「相棒に復活か」という情報も流れたが、この回の視聴率が伸びなかったために、その見方は立ち消えになった。ほかにも何人か候補が挙がっているというが、中でも有力なのが、元SMAPの稲垣吾郎。稲垣は反町のようにベラベラしゃべるタイプではないが、役者としての存在感がある。それに、SMAP時代からの固定ファンを持っているのも強みだ。しかも、テレ朝と、元SMAPの関係は良好といわれている。

 昨年8月、SMAPは解散を発表。ジャニーズ事務所の動きに各テレビ局が神経をとがらせていた時期に、テレ朝の早河洋会長は定例会見で、解散後、打ち切りがウワサされた香取慎吾と草なぎ剛が司会を務める同局の番組の継続を表明。「事務所の影響で(テレビ局が)右往左往して見られるのはちょっと残念」と暗にジャニーズ側を批判し、解散後のSMAPメンバーの活動へ理解を示したことは記憶に新しい。それだけに、稲垣が最有力候補といわれているのだ。

 最終的には“天皇”と呼ばれている水谷が5代目相棒を決めることになるだろうが、果たして、稲垣が水谷のお眼鏡にかなうのか?
(文=本多圭)

最終更新:2017/03/04 10:00
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