海外
怒りの矛先が違うような……

中絶強要したチャーリー・シーンを訴えた元婚約者、ネットではなぜか彼女への非難が集中!

2015/12/04 19:00

 今回、中絶や精神的DVという、“同情を集めやすい”カードを出したブレット。世間はさぞ激しくチャーリーを責めるだろうと思いきや、ネット上は、ブレットを非難する声であふれている。というのも、アメリカ国民は宗教的な背景もあって、中絶に厳しい目を持っているからだ。「TMZ」の記事のコメント欄にも、「はいはい、あんたが被害者ね」「中絶したのは、彼女の選択。産みたいという強い意志があれば、産めたはず」「一般的な常識あるカップルはコンドームを使ってるし、使わなくても女性がピルを飲んで避妊をしている」「チャーリーは大勢の女性との経験を公言してきた。そういう男とセックスするんだから、男がコンドームを着けても着けなくても、女性用コンドームを着けるべき」とブレットに対する厳しい意見ばかりが書き込まれている。

 ブレットの場合、HIVキャリアだと知っても、合意の上で避妊具なしでセックスしており、HIV感染のリスクという観点からはチャーリーを責められないし、それを訴えているわけではない。モラハラ、精神的DVに対する訴えを起こしているのだが、世間は「なんで今、訴えるの? 別れてから1年以上たつのに」「どう考えても金目当て」とチャーリーに同情的だ。

 女ったらしで、ドラッグとアルコールに溺れ、ハチャメチャな暮らしをしてきたチャーリーだが、5人の子どもたちのことは大事にしており、養育費もきちんと払っている。昔交際していた女性が産んだ長女は31歳で、2年前に出産。チャーリーは「このオレがおじいちゃんだなんて」と大喜びしていた。今回のカミングアウトも、「このままだと子どもたちへの養育費や学費に必要な金も、ゆすり取られてしまう」と懸念したからで、告白するにあたっては子どもたちに与える影響を非常に気にかけていたと伝えられている。

 ゆすり取られたのと同じ1,000万ドルで自叙伝を執筆する計画を進めている、とも報じられているチャーリー。出版したらベストセラー間違いなしとされており、実現する可能性は非常に高いとのこと。なにをどこまで書くのか、早くも注目が集まっている。

最終更新:2015/12/04 19:00
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