コラム
仁科友里の「女のためのテレビ深読み週報」【特別編】

熊切あさ美、藤原紀香、国生さゆり――2015年上半期“芸能界の懲りないオンナ”ベスト3

2015/07/02 21:00

 連載「女のためのテレビ深読み週報」のライター・仁科友里が、2015年上半期、女心を刺激した“芸能界の懲りないオンナ”ベスト3を選出。波紋を呼んだ名(迷)言から、彼女たちの懲りない一面を紐解く。

■第1位:熊切あさ美
「いくら私だって、別れ話をされたらわかるし」

『記憶 mind』/イーネット・フロンティア

 「無知」を売り物にできる女性はモテるし、メンタルが強いというのが私の持論だが、熊切あさ美はその代名詞だと言える。

 熊切は「無知」を隠さない。歌舞伎を見たことがない、料理がまったくできなかったけれど勉強を始めた、送り迎えできるように車の免許も取ったなど、年齢の割にたどたどしい口調で、片岡愛之助への愛を語っていた。はっきり言って、アピールするほどの努力ではないように思うが、プライドが高く、自意識が強い愛之助の元カノたち(タレントの佐藤江梨子、元宝塚娘役トップ・愛原実花)と比べたら、オトコにとっては楽な存在だったことだろう。

 そこに降ってわいたかのような、愛之助と藤原紀香との熱愛報道。熊切は『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)で、「別れ話はしていない」と号泣して見せた。男性を中心に「熊切重い女説」が出回り、熊切はこれに反論するかのように『堀江貴文×熊切あさ美の恋愛対談』(ニコニコ生放送)で、「いくら私だって、別れ話をされたらわかるし」と述べた。難しいことはわからないというニュアンスを込めるあたりが、さすがである。私に言わせると、号泣する女は全然重くない。トラウマを癒やすセラピストも「泣くクライアントは、回復が早い」と言っていた。つまり“泣く”とは、悲しみや執着の表現ではなく、感情を葬る行為と言えるだろう。ケロッとした熊切が、懲りずに大物と熱愛発覚する日は近い。

■第2位:藤原紀香
「あなたの運を、いっぱいもらっちゃっています」

喜色満面なノリノリ紀香

 愛之助の新恋人とされる藤原紀香だが、再婚に向けて“氣愛と喜愛でノリノリ”で準備しているようである。「女性セブン」(小学館)によると、愛之助との食事の際、愛之助はカジュアルな服装だったそうだが、紀香は黄色の着物で臨んだそうだ。いつでも梨園妻になれるアピールといったところだろう。梨園妻の大事なお仕事・御礼状書きに備えて、今から習字を習いだしちゃっている可能性もないとは言えない。

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