鬼畜！　昏睡状態が続くホイットニーの愛娘の口座から、恋人が遺産を引き出していた

　なお、今回ニックに対する訴訟を起こした遺産管理人は、今年5月に裁判所から任命された弁護士のベデリア・ハーグローヴ。DVと金を引き出したことに対する慰謝料の額は莫大だが、それよりもニックがこれまでクリスティナにしてきた悪行を認めさせ、裁判所に引きずり出すことが目的だとみられている。そもそもニックは、クリスティナが昏睡状態になった直後から警察に目をつけられ、2月にはDV容疑で取り調べを受けていた。逮捕は時間の問題かと思いきや、3月にはニックが母親と共にテレビ番組に出演し、薬物とアルコールの乱用を告白。クリスティナに会いたいと涙ながらに訴え、直後にはリハビリ施設に入所したため、警察の捜査も足止め状態となっていた。

　しかし、近日中にクリスティナが息を引き取る可能性が高くなった今、警察は捜査を再開。クリスティナが亡くなれば、ニックの容疑は「DV罪」から「殺人罪」へと大きく変わるためだ。遺産管理人がこのタイミングで訴訟を起こしたのは、ニックを追い詰める絶好の機会とにらんだのだろう。

　ホスピスにいるクリスティナが息を引き取るのは時間の問題だとされているが、今後ニックは悲しみに浸る間もないほど心身ともに追い詰められるだろう。ニックは本当にクリスティナを愛していたのか、それとも金目当てだったのか。裁判所で真実が明らかになる日は、そう遠くはなさそうだ。