コラム
[連載]ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育て奮闘記

妻くらたまの発言でネットが炎上、オレまで変態扱いされそうに!

2014/08/18 19:00
(C)倉田真由美

 先月、『真相報道バンキシャ!』(日本テレビ系)に妻くらたまがゲストコメンテーターとして出演したんですよ。で、番組で岡山の女児監禁事件について取り上げたんですが、そこでコメントを求められた妻が、「今後は小さい女の子と大人の男性が歩いてたら、注視する。時には声をかけて、ホントのお父さんだったら、『失礼しました』と謝ればいい」という旨の発言をしたんです。そしたらその日のうちにネット上で炎上! 「ホントの父娘同士で疑われたら、『失礼しました』じゃ済まないだろう!」「だいたい連れ去り犯人は女児連れて路上を歩かない」と、くらたまバッシングがヒートアップしていました。

 オレは炎上3日後に仕事関係の友人から電話で、「奥さんがネットで叩かれているけど、いま叶井さんにも飛び火してますよ!」と連絡が入ったんです。速攻でネットを見てみると、確かに叩かれまくりでしたね。「なんでオレ?」と読んでみると、「くらたまのダンナだって娘を連れて出かけてるじゃないか。だいたいあのダンナは外見からして堅気の人に見えないくらい怪しいから、見かけたら声がけしよう!」などとオレまで叩かれてるじゃないか! いやーすごいね、ネットの情報量は! オレが娘を連れてしょっちゅう出歩いていることまで知ってるんですから。なので、妻にもこのことを伝えたんですよ。

「『バンキシャ!』の発言で、炎上してるよ!」
「あー、なるほど! マネジャーから電話があって、事務所にテレビの発言についてクレームが入ったと言ってた」
「マジで? 事務所に? どうすんの? とりあえず炎上してるのを見てみ」
「いや、見ない。ネットで自分のこと書かれてるところは見ないことにしてるから」
「なんでよ? じゃオレが読むから」

 と文章をいくつか読み上げたら、妻は「もういいから!」と逆ギレ……。妻は自分のことを批判してる記事やネットについてはいつもスルーしてます。なんでだろう? オレだったら「いやー、叩かれまくりだ! すごすぎ!」と思うだけなんだけどな。オレは自分のことを叩いてる記事もネットも全部見ますよ。それによって気が滅入ることも落ち込むこともない。むしろ面白い! だってわざわざ他人がオレのことを、あーでもないこーでもないって書き込むわけで、正しい情報もあれば完全に間違ってる情報もある。間違ってる情報を見つけると「うーん、惜しいなあ。ちょっと違うんだけどな……」と思う。他人が自分のことをどう思ってるのか、客観的に見られるじゃないですか。それが面白い!

 でも妻は批判されると、その意見についてなにかしら発言したくなるんだって。ネットは不特定多数の人がいるわけじゃない。ネットの意見にいちいち反論してもキリがないから見ないんだそう。だからオレは言ったんですよ。「そもそもあんたはギャグ漫画家なんだから、ある意味お笑い芸人と一緒。批判されたらギャグで返すくらいしないと! 例えば昔の脱税のことや、オレとの不倫疑惑裁判についても笑いにもっていくとかしないと!」と言うと、「あんたとはキャラが違うからできません!」と言い切られたよ……。

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