[ジャニーズ・メディアの裏側]

SMAP解散発表FAX、一部メンバーの“戦犯扱い”に猛ブーイング

2016/08/14 17:30
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ジャニーズは中居くんの誠実さを学んで……

 14日の午前0時50分、ジャニーズ事務所はSMAPの解散を報告するFAXを、一部マスコミに送付した。これが“情報解禁”の合図となり、NHKをはじめ各メディアは一斉に解散を報道。そのFAX内容をめぐっては「芸能史上まれに見る、最低の内容」と業界内で大ブーイングが巻き起こっているという。

 SMAP解散報道は、ジャニーズ事務所が懇意のスポーツ6紙に先行して情報を明かし、メンバーのコメントを仕込ませた。

「それ以外のマスコミ各社に対しては、このFAX1枚での発表となりました。今年1月の分裂・独立騒動の際、ジャニーズサイドは、スポーツ各紙に『独立を企てたのは飯島三智氏と中居正広』と、騒動の“戦犯”を批判する情報を率先して流していましたが、今回も同様に、『メンバー数名より「休むより解散したい」という希望が出たことを受け』『これまで一生懸命に走り続けた彼らの功績を尊重し、全員一致の意見ではないものの解散したいと考えるメンバーがいる状況でのグループ活動は難しいと判断』などと、一部メンバーを解散の“戦犯”のように書き立てています。一方、事務所は“苦渋の選択をした”と読める文面です」(芸能ライター)

 しかしこうしたジャニーズの言動に対し、ファンはもちろんのこと、マスコミや芸能関係者からさえ「タレントに解散の責任をなすりつけている」と批判が巻き起こっている。

「結局、残留をいち早く表明した木村拓哉をはじめとして、ジャニーズ側はグループの存続を願っていたが、『一部メンバーのわがままによって破綻した』と印象操作をしていることにほかなりません。現在の芸能界では、こうした責任逃れ的な言い分がことごとく暴かれ、逆に世間の反感を買っていることを理解していないのでしょうか。ジャニーズは、1月の騒動の教訓をまったく生かせていませんよ」(某大手芸能プロダクション幹部)

 ファンのために解散を決断したと報じられているが、ジャニーズ事務所は果たしてこの内容が「正しかった」と胸を張って言えるのだろうか?

最終更新:2016/08/14 17:34

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