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川奈まり子氏(左)と坂爪真吾氏(右)

 認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ(HRN)が発表した「ポルノ・アダルトビデオ産業が生み出す、女性・少女に対する人権侵害 調査報告書」が物議を醸している。

 同報告書にて、「AV 被害者支援を行っている団体」と紹介されているPAPS(ポルノ被害と性暴力を考える会)によると「タレントやモデルにならないかとスカウトされたが、AVに出演させられた。法外な契約違反金を請求されるなどの脅しにより、出演せざるを得なくなり心身に重大な傷を負っている女性が後を絶たない」とのこと。そのための規制や監視の強化、法改正を求めた内容となっているが、これに対し、元AV女優で作家の川奈まり子さんはじめ、人気AV女優たちが反論。「この報告書は現実と異なる」と声を上げ、ネットを中心に「AVに携わる人たちの人権問題」や「ヒューマンライツ・ナウの目的とは何か?」といった議論が展開されることとなったのだ。

 筆者である私、和久井香菜子は「AVエキストラ」として、AV収録の現場に出入りしている。しかしそこで見聞きするAV業界の内情と報告書の内容はかけ離れているのだ。これには違和感を抱かざるを得ない。

 そこで今回は、同報告書に対して否定派の立場をとる川奈さん、そして性風俗事情に詳しく、同報告書に対して支持派の立場をとる一般社団法人ホワイトハンズの代表理事・坂爪真吾さんをお呼びして、いわゆる「性にまつわる職業につく人々」の現状と、このような問題が起こる理由、今後の課題をお話しいただいた。果たして、2人は同報告書をどのように読み、どういった意見を持ったのだろうか。

【プロフィール】
川奈まり子(かわな・まりこ)
AVデビュー後、4年間で約400本のAV作品やピンク映画、Vシネマに出演し、現役時代からテレビやラジオにも出演と幅広く活躍。アダルトコンテンツ会社の相談役をするなど業界歴は長い。現在は作家、コラムニストとして活動中。『溜池家の流儀』(双葉社)など著書多数。夫はAV監督の溜池ゴロー氏。

坂爪真吾(さかつめ・しんご)
「障がい者の性」問題の解決をはじめ、新しい「性の公共」をつくるために活動している一般社団法人ホワイトハンズの代表。新刊『セックスと障害者』(イースト新書)『性風俗のいびつな現場』(ちくま新書)『はじめての不倫学』(光文社新書)など著書多数。

■AV女優は「労働なのか、労働ではないのか」

――川奈さんは、同報告書におけるAVメーカーと制作会社を混同した「制作会社(メーカー)」といった記載をはじめ、その内容に、かなり違和感を覚えていらっしゃいますね。一般的にAV業界は「倫理の存在しない場所」だと考えられているフシもありますが、まずはAV作品が作られるまでの仕組みをご説明いただけますか?

川奈まり子氏(以下、川奈) AVを制作するのは、制作会社です。制作会社は、企画した作品を撮影するために、AV女優が所属するプロダクションに出演を依頼します。制作の現場では、制作会社スタッフとAV女優、男優、エキストラなどで撮影を行い、撮影後に編集して、できた作品をメーカーに渡します。それをメーカーがパッケージにして売るという流れです。

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