[女性誌速攻レビュー]「VERY」12月号

幸せな主婦像から脱却した「VERY」、わかったふうな顔の裏に潜む「複雑な牽制合戦」

very201312.jpg
「VERY」2013年12月号/光文社

 「VERY」(光文社)はここ5年10年、中身も読者の年齢層もどんどん変化しています。しかし周囲の男性(特にアラフォー以上)からは、「『VERY』に出てるようなコンサバな女性好きなんだよね!」なんてことを言われることも。そう言われるたびに筆者は、「いや、いまどき『VERY』に白シャツにタイトスカートみたいなコンサバはいないし、想像してるのと全然違うと思うよ……」とモヤモヤしています。

 ファッションページを見ても、カジュアル派の筆者にも参考になるアイテムが多いし、以前ほど「『VERY』妻って、なんかとっつきにくいなあ……』という印象もなくなりました。

 ただ、明らかに足りなくなったものといえば、「私はアナタより女として上なのよ」という威圧感。もちろん、まったくなくなったわけではありませんが、うまいことトゲがなくなり、まろやかになった感じ。いや、「VERY」の目指す理想の女像が、より複雑になったという方が正しいのかもしれません。

<トピック>
◎普通っぽいのにオシャレに見える人の着こなしテクニック
◎私たちがいま読みたい本とマンガ
◎冬は外面美人でいいんです!

■大切なのは“誤差レベル”のオシャレ?

 先述の「複雑になったと」という点は、第一特集の「普通っぽいのにオシャレに見える人の着こなしテクニック」にも垣間見えます。

 これが昔のファッション特集だったら、もっと「私はアナタとは違うのよ!」という特別感が全面に出ていたと思うのです。けれど今では、浮いたり目立ったりはしないけれど、横並びに見えるママ友コミュニティの中で、「でもこの人はちょっと違う。オシャレをわかってる」と、誤差レベルのオシャレを感じさせるような、細やかな特別感を感じさせる内容になっています。

 この微細なオシャレとは、「クルーネック(首つまり)のニットが流行っているから、ボリュームのあるネックレスを取り入れる」とか、「若い世代で流行っているニット帽を『VERY』らしく取り入れる」といったもの。微細すぎて、男性にはさっぱりその特別感がわからないでしょうし、以前のように「『VERY』は、コンサバだけどちょっと色っぽい」と、男性にファンタジーを抱かせることも少なくなっています。

ねぇ言ってよ「専業主婦いぇ~い!」って、言ってよ!

しぃちゃん



オンナの[裏]掲示板 新着コメント

サイゾーウーマンのSNS

  • 「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

関連リンク

関連キーワード

幸せな主婦像から脱却した「VERY」、わかったふうな顔の裏に潜む「複雑な牽制合戦」のページです。サイゾーウーマンジャニーズ(SMAPTOKIOKinKi KidsV6NEWS関ジャニ∞KAT-TUNHey!Say!JUMPKis-My-Ft2Sexy Zone)の最新ニュースのほか、ここでしか読めない裏芸能ゴシップなどをお届けします。女性誌レビューコラムインタビューなども充実! VERY女性誌速攻レビューのニュースならサイゾーウーマンへ!