[TVツッコミ道場]

「モテる私」を公言してはばからない芹那、“同性に媚びない”という生きざま

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『芹那 Eden』/ラインコミュニケー
ションズ

 今回ツッコませていただくのは、今、大ブレイク中の元SDN48・芹那。

 芹那のことを、女は一体どのように観賞したらよいのだろうか。女が芹那を少しでも批判すると、たいてい「男ウケの良い女を、女は嫌う」「モテないブサイクの僻み」と一蹴されてしまうのがオチだとわかっているのに、それでも「え、芹那? かわいいんじゃない?」「声も全然わざとらしくないよー」などと上っ面で言うことができない芹那の存在感。一体何なのか。

 理由の1つは、もちろんあの特徴的な声だ。でも、女が芹那をスルーできないのは、それよりも、えも言われぬ不快感を、単純に「かわいい&モテるからという僻み」「キャラを作っているから」などという理由だと決めつけられてしまうこと自体への苛立ちもあると思う。

 この、えも言われぬ不快感の正体は何なのか。自分なりに考えてみたのが、9月18日放送分『PON!』(日本テレビ系)。外国人のスターに前のめりになる芹那に、司会のビビる大木は言う。

「芹那は“大物”にすぐに食いつくから~~」

 普通だったらここで、「そんなことないですよ~」とか「私、もともと○○さん大好きなんです!」とか否定しつつ、ごちゃごちゃ言い訳をしてしまうところなのに、芹那はただ笑い崩れる。「やあぁだあぁ~~~♪♪」すごくシンプル。しかも、否定しないのだ。

 そういえば、芹那のことがどうしても気になったのは、8月に放送された『お願い!ランキング 大倉忠義(関ジャニ∞) 小森純 芹那 ストライク♪ミュージック』(テレビ朝日系)である。そこでの芹那のトークといえば、「勉強がすごくできた」ことや、「今思えばアレ、告白だったのかも。(自分に告白した人たちの名前とか)全然覚えてないケド(笑)」などなど、びっくりするほどの自慢のオンパレード。

 自らヨゴレ役を買って出る小森純はともかく、アイドルの大倉に「ほかの学校から見に来る(ほどモテる)なんて、フツウないよ?」と言われても一切謙遜せず、「モテる私」をすんなり受け入れていた。

 この番組の大倉などがまさにそうだが、日本人の場合は、実際にはどう考えてもモテたに決まっている人であっても、「全然モテない」と謙遜するのが、半ば常識、あるいはお作法のようになっている。

 まして女性の場合は、本当に恐ろしいのは異性ではなく同性だということを昔から知っているため、同性からの視線・好感度には非常に敏感だ。特に美人やモテる女性の場合は、同性の攻撃の対象になりやすいだけに、「天然」を演出するか、「大雑把」ぶるか、「自称“男前”」「自称サバサバ」になるかという、“同性への媚び”に走りがち。

 それなのに、芹那は、同性からの好感度など、おそらく全く眼中にない。それどころか、作り込んだキャラクターで正面からケンカを売っている(ように見える)。

 この同性への恐れのなさ、自信たっぷりの態度こそが、芹那の存在感ではないか。結果、どこにいても、芹那から目が離せなくなる。もしかしてこれって、好きの始まりなのか……?
(田幸和歌子)

尻から自己顕示欲が漏れてるよ~!

しぃちゃん

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