[TVツッコミ道場]

「モノマネするんですか、アタクシが?」徹子が友近に逆襲される!

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『人生かぞえ歌』(よしもとアール・
アンド・シー)

 5月25日の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)のゲストは友近。

 友近といえば、過去出演回でもその数々の器用な芸をはじめ、徹子にモノマネを振ったりして、徹子を大いに盛り上げたことで、数少ない「徹子の部屋芸人」の成功者としても知られている。『徹子の部屋』を特集した『アメトーーク!』(テレビ朝日系)でも、“仮想徹子”として指導していたほどで、今回のやりとりは今後出演する若手芸人にとっての「模範演技」になるに違いない。

 今回の見所は、もし徹子本人が『徹子の部屋』に出演したら、という設定での2人のやりとり。友近徹子が、本物の徹子を迎えるという設定で演じてみたいと言い、徹子もノリノリだ。

「みなさんどうもこんにちは、黒柳徹子です。本日のお客様は、女優さんでいらっしゃって、作家さんでもいらっしゃいます。そしてなんといっても名司会者、黒柳徹子さん、本日のお客様です。よろしくお願いいたします」

 徹子が徹子を紹介し、まず軽めに本日の「お召し物」について触れたところで、友近徹子がパンダのものまねを本物徹子に振る。

「生まれたての赤ちゃん。『アーーー!!』」

 これに対して、「似てるかも、似てるかも……」という、若干にごした感想を述べた、友近徹子。“実際に聞いたことがないから、ハッキリ似てると言うと間違いになっちゃう”という、この真面目さもまたリアルだ。しかし本物徹子は、

「でもね、アタシは知ってるんですよ。パンダの赤ちゃんはね、生まれたてでおっきい声出さないと、お母さんに踏まれるから」

 と、食いつき、パンダトークを広げ始めた。パンダも大きくなると鳴き声が、

「ヴァアアアア~~」

 と変わるそう。これを目の前で見せられて友近は、吹き出しもせずに「ほかには?」と、徹子を演じ切る。本物の徹子も、

「モノマネするんですか、アタクシが?」

 と一瞬とまどいながらも、「ボア~~」とラクダの鳴きまねを披露。徹子VS徹子の夢の対決、さらに友近徹子からの攻撃が続く。今度は、

「若い方の男性の筋肉もお好きでいらっしゃるっていう」

 と筋肉トークに。こう振られた徹子は「人による」と正直な答えを返した上で、

「ムキムキっていうんじゃなくて、ほっそりと見えるのに、ちょっと筋肉があるっていうとどんなのかなと」
「ちょっと柔らかいみたいなんだけど、力入れると固くなるっていう感じで」

 など、好みの筋肉についてあれこれ語り始める。友近徹子が、

「なるほど、筋肉がお好きでいらっしゃるということで。わかりました、いったんコマーシャルです」

 と、やや強引にまとめ、『徹子の部屋』ごっこは終了。この攻防はハイレベルすぎて、今後出演予定の若手芸人には参考にならないかもしれない。

 自身を分析され、モノマネをされることで、どこか客観的になれるのか、次々にお題を振ることを「悪くて、みんなに」と言ったり、友近に話をさせている途中で、「ま、そういうことはあるんですけど」とまとめてしまった直後に、「こういうところをちゃんと見てるんでしょ? ろくに話聞いてないみたいな」と自己分析したり、徹子さんが自分の自由さを再発見しているような場面もあちこちで見られた。

 いよいよ番組も終盤。エンディングの「♪ルールル」が流れ始める中、話の中で出た「吉本」というキーワードで、何か思うところがあったのか、

「でも吉本も人数が多いですもんねぇ」

 と、ここまでの流れと関係ない話題に切り替え、何人ぐらい芸人がいるのかを聞く。さらに、

「でもそれから、吉本は歴史が古いんでしょ?」
「そうなんですよ」

 残り時間わずか。

「百周年迎えまして……」

 と友近が答えたところでテーマ曲が流れ終わる。半端な流れだが、どう締めるのか……と思ったところで徹子さん、

「またね!」

 と叫び、ものすごく強引に着地。苦笑する友近のアップで終了。本物徹子の自由さは、やっぱりすごい。
(太田サトル)

『人生かぞえ歌』

なたぎと別離後、本当に目が笑ってないですが大丈夫ですか?

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