[女性誌速攻レビュー]「In Red」10年2月

プレスやオシャレ芸能人もそろそろマンネリ……「In Red」2月号

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「In Red」2月号/宝島社

 今月の「In Red」(宝島社)は、付録にジル スチュアート×YOU×In Red(一応トリプルコラボ?)のフリースポーチとプチブランケットが付いて680円と、またも売り切れ店が続出しそうな1冊です。「In Redだからできた夢の最強タッグ」だそうですよ。それではトピックスから見ていきましょう。

<トピックス>
◎大人女子はきれいになる宣言!
◎30代女子の「今どき美容の掟」
◎「美人な着こなし」3カ月予報

■おなじみの顔ぶれにお腹いっぱい。マンネリ打破が必要!

 表紙のYOUに、先月号の表紙で連載を持つ篠原涼子、同じく連載している小泉今日子、そしてほぼ毎月登場するりょうに、お約束モデルの今宿麻美。以上が「In Red」のイメージを構築する方々です。YOUやキョンキョンが、表参道・青山系のセレクトショップ好き女子の憧れ、ってことはわかるんですが、もういい加減飽きました! かろうじて、今月から板谷由夏(夫はスタイリスト)の連載がリニューアルして始まったのでその活躍に期待したいです。

■プレスって何してる人なの?
 
 レコメンダーにアイテムをオススメしてもらう手法は、ファッション誌では定番ですが、その編集テクニックをいち早く広め、武器にしたのが宝島社。他社の媒体ではタレントやモデル、はたまたカリスマ主婦などが”レコメンダー”として登場しますが、「In Red」をはじめ同社の媒体は”プレス”や”スタイリスト”を全面的に起用。「私の美的アウター3カ月着まわし!」企画でも「ビームス プレス」「k3 プレス」などなど、勤務先のクレジットがないとただの一般人にしか見えない方々がこぞって登場しています。たしかに、服の知識のないタレントに薦められるよりは、信頼度はあるけど……。

「雑誌に出て、パーティーに出掛けて、芸能人と知り合いになれるっていうイメージだけで、プレスになりたがる子が多いんですよ。実際の仕事内容は知らないのに」と、某服飾学校の先生が過日漏らしていましたが、その異様な”プレス”信仰はここから始まったといっても過言ではないでしょう。デザイナーよりプレスになりたい子が多いなんて、物づくり大国・日本のマインドはどこへ?

■嫁ぎ先のない女性編集者よ、40代男性を狙え!

 読者世代の結婚相手として、10歳近く年上の男性が急増している理由を検証する企画「増えてます!『年の差婚』」。なにやら40代は、「経済面と精神的に余裕があり」、「バブル世代だから『オレが幸せにしなければ』という意識がある」ため、「結婚してもずっと『女の子』扱いしてもらえる」から魅力的だそう。そんな男はとっくに結婚してるし~と思っていると、「バツイチとか子連れとかいちいち気にしない」のが大切とのこと。「気にしない」って軽く言ってますが、実際かなり重大な問題だと思います。そんな綺麗ごとで説得を試みるより、「あんたたち行き遅れたんだから、つべこべ言わずおっさんと結婚しときな!」とはっきり言う方がこの世代には有効。

 そして、年の差婚の実例ケースに登場するマスコミ女性率の高さといったら! これって宝島社内の実例? とにかく婚期を逃した世の女性編集者は参考にしてみるといいかもしれません。幸せになれるかは、分かりませんが……。

 その他、ファッションアイテムは春物アイテムと靴&バッグが充実で、いつもと変わらない「30代女性誌No.1」の「In Red」でした。これからも、プレスやスタイリストさんと仲良くオシャレな交友録を紙面で展開してくださいね~。楽しみにしてます!

『ちぐはぐな身体―ファッションって何? (ちくま文庫) (文庫)』

ファッションって難しいよね

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