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SixTONES・京本大我も参加を希望! 田中樹&松村北斗のラジオドラマが「名作」と大反響

2024/02/05 17:21
華山いの(ライター)
声だけで名演技を披露したSixTONES・松村北斗(左前)と田中樹(右)(写真:サイゾーウーマン)

 2月3日放送のラジオ『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』(ニッポン放送、以下『SixTONES ANN』)に、SixTONES・田中樹と松村北斗が登場。節分当日ということで、番組後半ではラジオドラマ「ラジオ ONITAIJI」がオンエアされ、ネット上で大きな反響が集まった。

 ニッポン放送では、1月29日から「オールナイトニッポン SPECIAL WEEK」を実施しており、『SixTONES ANN』では「ラジオ ONITAIJI」企画を実施。日本では節分の日に災いをもたらす鬼を外に追い出し、幸運を呼ぶ福を招き入れるべく、「鬼は外、福は内」というかけ声と共に豆をまくことが慣習となっているため、田中は「つまり今、外は鬼まみれ。『鬼は外』の鬼が(外に)いるから」と“鬼退治”が必要だと説明した。

 また、番組は3日午後11時30分から日付をまたいだ4日午前1時までの放送と、鬼退治にちょうどよい時間帯だと言い、田中は「俺たちが鬼を倒すしかない!」「(松村が)空手で倒します!」と意気込んだ。

 一方の松村は、空手の黒帯所有者ではあるものの「俺があなた方の前で披露したの“空手の型”ですよ?」と自信なさげ。しかし「外にあふれる鬼をここに集めて、北斗の空手で制圧したい」と力説する田中の熱量に押され、「なるほど……乗った!」と、鬼を倒すことを承諾したのだった。

 その後、番組では「あなたが出会った鬼のエピソード」「あなたの生活に潜んでいる鬼」に関するお便りを募り、リスナーから届いたさまざまなエピソードを紹介。最後には、松村が型を披露しながら「あーい!(押忍)」という掛け声で鬼を退治し、田中が「鬼討伐成功です! 鬼退治でした」と企画を締めくくったのだった。

SixTONES、「ラジオ ONITAIJI」企画が「名作」と反響!

 しかし、直後に鬼の足音が響き渡り、「樹、あれ……なんだよ、あれ……あんなの最初からいたか?」(松村)「いや、今初めて見た……」(田中)と、“おふざけなし”の本気のラジオドラマ「ラジオ ONITAIJI」がここからスタート。

 サバイバルホラー系アクション映画さながらのBGMが流れる中、松村が鬼に攻撃するまったく効かず。2人は「くそっ、あの鬼、今までと強さも大きさも比べものにならねぇ」(田中)「推測するに、鬼を集めすぎてどうやら親玉がおかんむりみたいだ」(松村)と話し、どうやら“ラスボス”が登場した様子。

 鬼の雄叫びが響き渡る中、田中が「北斗、これ以上動くな。俺がやるしかない」と“さすまた”を手に鬼に向かっていったが太刀打ちできず、松村が「樹~! くそっ、こんなのどうすりゃいいんだ」「もうダメだ……」と諦めかける展開に。すると、大量の煙とともに鬼の動きが止まり、「だから『鬼退治なんて、2人でやめとけ』って言ったんだよ」と言いながらジェシーが登場。

 「どうしてジェシーがここに」(松村)「危ないから家にいろって先週あれだけ言ったのに、なんでブースに来てるんだよ」(田中?)と驚く2人に、松村と同様に空手経験者であるジェシーは、ヒーローさながら「さぁ、始めるよ」と声を上げ、「せいや!」と鬼を攻撃。「ジェシーにばっかり任せていられない。行くぞ!」(田中)「言われなくても!」(松村)と2人も加勢して3人で無事に鬼を退治した。

 最後は、「ジェシーはさ、どうしてこうなるってわかって助けに来れたんだよ?」と松村に尋ねられたジェシーが「それは、SixTONESですから」と誇らしげに返答。ここでSixTONESの楽曲「NEW WORLD」(20年1月発売のデビュー曲「Imitation Rain/D.D」通常盤に収録)が流れ、「ラジオ ONITAIJI」は幕を閉じたのだった。

 なお、ジェシーが出演した前週の放送で「ラジオ ONITAIJI」企画を行うことは告知済み。その際、田中は「ジェシー、絶対家出んなよ。外危ないから。鬼がたくさんいるから」と忠告し、ジェシーも「絶対出ません」と言っていたため、今回のドラマ登場は前週からの伏線が回収される形になっていた。

 番組終了後は、「『ラジオONITAIJI』ってなんだよ! って思いながら聞いていましたが、激アツ展開でめちゃくちゃ楽しかったです」「ふざけてるかと思いきや無駄に完成度の高いラジオボイスドラマでグッときた」「『ラジオONITAIJI』、名作だった」「ジェシーが戦ってるとこ爆笑して『NEW WORLD』で泣いてる」「これがアニメだったらNEW WORLDは神アニソンとして語り継がれるよ」などとネット上は大盛り上がり。

 また、番組放送開始前には、個人Xアカウントを持つ京本大我が、「鬼退治がテーマなら、この闇柱・京本大我が行くしかないよな」(原文ママ、以下同)とラジオに参加を希望。番組公式Xから「出演メンバーの告知は行なっていません」と返信があると、京本は「マネジャーに問い合わせれば今日誰か分かるんだぞ? 本人舐めんなよ!」と反論し、このやりとりもファンの間で話題を集めていた。放送前から終了後まで、ファンを楽しませ続けた節分の『SixTONES ANN』。来年の節分にも期待が集まりそうだ。



華山いの(ライター)

華山いの(ライター)

1984年生まれのフリーライター。30歳目前で初めてジャニーズにハマる。

最終更新:2024/02/05 17:21
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