ダイソー・セリア「ワイヤーネット」活用テク! プロが教える、オススメの使い方【全種類・サイズ・色】
ワイヤーネット(ワイヤーラティス)と一緒に100均で買うべきフックは、「熱圧着フック」と「3ピンフック」、そして「ドアフック」「かもいフック」。ちなみに筆者は、「両面テープのフック」は絶対使いません。
賃貸の壁、軽めの小物を置く:3ピンフック
100均によくあるタイプ、耐荷重5kgの「3ピンフック」を使った例です。8マス程度のサイズなら、傾いたりせずに使用できます。
セリアの「ワイヤーラティス」を曲げただけの簡単ラック。横幅が長いときは、3ピンフックが2つ必要です。下駄箱まわりなら、軽めの小物(帽子、子ども靴、スリッパ)を置くことができます。
ワイヤーネットを曲げて使うときの注意点
折り曲げるときは、厚み2cm以上の板を上に置いて、力をゆっくり加えながら曲げるだけ。テーブルでもOKですが、傷が付きやすくなるので保護布などを当てるなど注意が必要です。コの字ラックのほか、L型、S型、J型などいろいろな曲げ方があります。本来の使い方ではないので、軽めのモノ(紙類、ぬいぐるみなど)限定の簡単ラックです。
曲げる時は底面がフラットになるよう「溶接部分」の凹凸で裏表を確認しましょう。なお塗料つきのワイヤーネットはすべて曲げると塗料が剥がれるので、水回りには使えません。
外壁やキッチンまわりに使う:熱圧着フック
ピンフックが入らない壁(外壁、キッチンパネル)に使う場合は、「熱圧着フック」を。塗料がつかない壁なら、ドライヤーの熱を当てるだけで、外すときもキレイに取ることができます。
重いものを引っ掛けて使う:ドアフック
スチール製の「ドアフック」を用意すると耐荷重が強めになります。鉄製フックを選ぶときは、裏面にクッション(保護シート)付きか丸みのあるデザインが理想。傷を付けないよう、注意してください。
服装小物をラックに引っ掛けるのはもちろん、結束バンドを使ってラックに鏡を固定するのもOK。別売りのパーツカゴを揃えれば、収納力アップも簡単です。キッチンや下駄箱、洗面所の扉裏におすすめ。
ただし、ドアに傷を残さないように、フックとワイヤーネットの裏側にクッションシール(保護材)を貼るのを忘れないで。
穴をあけずに使う:かもいフック
「ピンフック」でも、小さな穴を空けるのに抵抗がある……という方には、セリアの「かもいフック」です。これまで無かった「透明タイプ」なら、生活臭も漂いません。耐荷重もしっかり、1.2kgと安心です。
「かもいフック」2つを窓枠に付けて、曲げ加工した「ワイヤーネット(セリアのワイヤーラティス)」を設置しました。マットブラックならオシャレに収納できます。
フックのほかにも、100均グッズでさまざまな使用例があります。