コラム
仁科友里の「女のための有名人深読み週報」

カズレーザー、最大の魅力は「自意識に振り回されないこと」? オープンカーを“笑う”芸人との違い

2022/03/03 21:00
仁科友里(ライター)

  一方で、カズレーザーにはそういう自意識の呪縛めいたものを感じない。

 カズレーザーは売れっ子でありながら、贅沢な生活には興味がないことを明らかにしている。ブレークを果たした後も、家賃3万7,000円の事故物件に住んでいることを、いろいろな番組で話していた。20年12月26日配信のウェブサイト「東洋経済オンライン」のインタビューによると、今はファミリー向けの賃貸マンションで、トレンディエンジェル・たかしと後輩2人の計4人で共同生活を送っているそうだ。

 また、今年2月8日配信のウェブサイト「週刊SPA!」によれば、カズレーザーは週に1回の休みは必ず確保しているというから、仕事や収入を必死で増やす気がそもそもないのだろう。

 自身のYouTubeチャンネルに寄せられた、視聴者からの「一度きりの人生ダラダラ過ごしてもいい?」という質問に対しては、「いやいや、一度きりの人生なんだから、ダラダラしたほうがいいと俺は思いますね。2回、3回あるんだったら、今回リスク取って頑張ってもいいですけど」と答えている。

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