コラム
「元極妻」芳子姐さんのつぶやき119

米ABC、英BBCもヤクザが好き! 現役からうどん店主人、司法書士まで、大人気の理由を元極妻が考察

2021/11/21 16:00
待田芳子(作家)

 現役はもちろんですが、元ヤクザが報道されることも多いです。

 有名なのは、元工藤會関係者で「よもぎうどん」のお店を開いている中本隆さんですね。『ヤクザの幹部をやめて、うどん店はじめました。 極道歴30年中本サンのカタギ修行奮闘記』(新潮社、2018年)という長いタイトルの本も出ています。なんでこんなに長いタイトルなのかなとか、なんで中本「サン」なのかなとか、いろんな疑問はなきにしもあらずですが、先日はワシントン・ポストでも紹介されていました。

 この記事では、もうおひとり、元山口組で司法書士になった甲村柳市さんが紹介されています。こちらもすごい方です。でもなぜか写真は「中本サン」ばっかりであらら?と思っていたら、ビジネスジャーナルには、なかなかオトコマエなお写真が出ていました。

 中卒、ヤクザ、懲役からの超難関突破です。人生、いつでも再チャレンジはできるというお手本ですね。

 ビジネスジャーナルのインタビューには、「できないのは周囲のせいではなく、自分のせい」とあってドキッとしました。「この私ができたんだから、可能性は誰にでもありますよ。一番悪いのは、最初から『ムリ』と決めつけたり、失敗を恐れたりして何もしないこと」だそうです。

「『合格』とか目指したものが手に入らなくても、その努力は無駄になりません。きっと何かを手に入れられます。若くなくても、司法書士試験ではなくても、好きなことに勇気と希望を持って挑戦してみてはどうですか?」

 なるほどそうですね。お金をかけずにできることもあるでしょうし、私も何か挑戦したくなってきました。

待田芳子(作家)

今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻。夫とは死別。本名・出身地もろもろ非公開。自他共に認める癒やし系。著書に『極姐2.0 旦那の真珠は痛いだけ』(徳間書店)がある。

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最終更新:2021/11/21 16:00
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