コラム
【連載】堀江宏樹に聞く! 日本の“アウト”皇室史!!

昭和天皇の娘、“月収20万円”サラリーマンと結婚で皇室人気上昇! 「逆に好印象」だったお相手の経歴とは?

2021/10/02 17:00
堀江宏樹(作家・歴史エッセイスト)

――「明星」! まさにアイドルだったのですね。

堀江 そしてその会見から17日後の3月19日、貴子内親王が島津久永さんという「サラリーマン男性」と婚約なさったということが世間に発表されたのでした。当時は皇太子殿下(現・上皇さま)が、正田美智子さん(現・上皇后さま)とご結婚なさる1カ月前です。

 敗戦後、皇室の人気は少々低迷していました。しかし、おスタちゃんと皇太子殿下のご結婚という相次ぐ慶事が、皇室人気のV字復活につながる出来事の一つになったと言えるでしょう。

――貴子内親王は、マスコミ対応もお手の物でいらっしゃったと(笑)。

堀江 昭和天皇の内親王がたはお美しい方ばかりなのですが、輝くような強いスターオーラをお持ちだったのが、貴子内親王という方だったと思われますね。

 そんな貴子さんが(薩摩藩主の分家にあたり、佐土原藩主を務めていた)島津家の出身とはいえ、成城学園の実家から駅まで毎朝自転車を飛ばし、小田急線で電車通勤しているメガネにスーツのサラリーマン・島津久永さんを「選んだ」ということは、ひときわ大きなニュースとなりました。

 こういってはなんですが、貴子さんのお相手にしては地味に見えたのでしょう。

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