カルチャー
[女性誌レビュー]「婦人公論」2021年8月10日号

元NHK・登坂淳一アナ、セクハラ騒動を「妻との絆」に!? 「婦人公論」で語る再婚の“なれそめ”が気になるワケ

2021/08/06 13:00
島本有紀子(ライター)

 NHKのアナウンサーって麿ほど知名度のある人でも映像使用の連絡を自らするのか~、取材相手と気軽にメル友になる感じなのか~、当時は既婚者のはずだけど近くに旅行へ行ったら会ってくれるのか~、などいろいろ驚きです。

 また、セクハラ騒動の際も今の奥さまが支えたそうで、登坂アナは「あの時そばで励ましてくれたことは一生忘れないし、これからの人生で、できるだけのことをしたいと思ったよ」「失敗と大きな挫折があったからこそ、自分にとって何が大切か、改めて見えてきた」とのこと。それが不妊治療にもつながったようで、二人の間では美談となっているようです。タイトルは「不妊治療を経て娘を授かり、人生が変わった」ですが、「セクハラで人生が変わり、不妊治療を経て娘を授かった」のほうが正しそう。

 過去のあやまちが掘り返されがちな今日この頃。今回の「麿」の発言に対しては、親になる=過去のあやまちが清算されるというわけではないぞと思いつつ、“生きているうちに人生やり直す”ことも今号の特集である「終活」の一部なのかもしれないと考えさせられました。

島本有紀子(ライター)

女性ファッション誌ウォッチャー。ファッションページから読み物ページまでチェックし、その女性誌の特性や読者像を想像するのが趣味。サイゾーウーマンでは、「ar」(主婦と生活社)と「Domani」(小学館)レビューを担当していた。

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最終更新:2021/08/08 09:44
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