コラム
仁科友里の「女のための有名人深読み週報」

秋篠宮ご夫妻と国民に「謝らない」小室佳代氏は、話が通じない? 小室圭氏と眞子さまの結婚問題が「解決しない」理由を探る

2021/06/24 22:00
仁科友里(ライター)

 親と子は別人格だが、一緒にいる時間が長い分、思考回路や行動パターンが似てしまうのは否めない。親から刷り込まれた“常識”が良くも悪くも壊れるのは、社会に出てさまざまな人の価値観に触れたときだろう。社会人になった子どもが「うちの親って常識あると思っていたけど、そうでもないな」と気づいても、それは親に対する批判ではなく、成長の証しととらえるべきだと思う。

 しかし、小室氏は新卒で入った銀行を辞めてしまい、その後はアルバイトや学生生活を送っているため、同世代と比べて、社会人経験が圧倒的に少ないはずだ。こうなると、親である佳代氏の基準やルールの中で生きるしかなく、結果的に、一般社会から浮いてしまう。眞子さまはプリンセスなので、世間を知らないのは当たり前だと思うが、このままでは、眞子さまと小室氏親子の3人は“世間知らずスリートップ”として、日本からどんどん孤立していくだけではないか。

 子どもが経済的に親から独立すると、自然に親の精神的傘下から逃れようとすることも多い。佳代氏の個人的な人となりは別として、30歳を迎えようとする子どもが母親の価値観で行動しているなら、あまりに情けない。小室氏は一刻も早く社会に出て、佳代氏から学んできた“常識”を壊すべきだろう。

仁科友里(ライター)

1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)、『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。

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Twitter:@_nishinayuri

最終更新:2021/06/24 22:00
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