芸能
志らくの面白さがようやく出てきた

『グッとラック!』終了直前、志らくが“イヤミ”連発! 「『ラヴィット!』は討論できない」「次の大丈夫かって」

2021/03/24 18:14
村上春虎
『グッとラック!』(TBS系)公式サイトより

 『グッとラック!』(TBS系)が、あと2日で終了する。残りわずかな時間の中、MCの立川志らくは連日、未練を口にしているという。

 3月24日の放送回で、ブラック校則について取り上げた同番組。「初代校長の銅像に挨拶」「女子のパンツに小さいリボンをつけてはダメ」「街で異性と1メートル以内の接近禁止」など、驚きの校則が紹介され、スタジオでこの内容について議論していたが、一方の志らくは「議論といったって、明日か、明後日しかない」とボヤき。そして「『ラヴィット!』のメンバーじゃ、討論できないから」「やってみろって言うんだ」と、新たに始まる番組に向けて、イヤミを言い放った。

 『ラヴィット!』は、『グッとラック!』終了後に同枠で放送がスタートする“ライフアイデア発見バラエティ”番組。MCは麒麟の川島明で、連日芸人が多数出演するなど、『グッとラック!』とは趣向が大きく異なる。そんな新番組について、22日の『グッとラック!』でも、志らくは皮肉を口にしていた。

「放送関連会社『東北新社』との接待問題をめぐり、官僚たちに『「記憶がない」と言え』と答弁を指示した疑いが持たれている武田良太総務相ですが、先週の参院予算委員会では、自身の発言について『無意識で口に出た』と釈明。これについて志らくは、『無意識で言ったら何でもいいのか』と前置きしつつ、『我々だって、次の「ラヴィット!」、大丈夫かって…… あ、今、無意識ですよ、無意識』と、『ラヴィット!』を揶揄していました」(芸能ライター)

 先週15日も、『ラヴィット!』への“口撃”が放たれた。この日は、総務省の接待問題に関するスクープなどを立て続けに報じる「週刊文春」(文藝春秋)編集部に、番組が潜入取材。ロンドンブーツ1号2号・田村淳は、「よく行きましたよね。TBSさんとかは大丈夫なんですか? 『文春』さんからしたら『アナタたちの情報持ってるけど、よく来たね』みたいな感じにならなきゃいいが……」と心配の様子。

 一方の志らくは、「フジテレビで何か(スキャンダルが)あったら、坂上さんは『バイキングMORE』(フジテレビ系)でやる」と、他局で同じように帯番組のMCを務める坂上忍を引き合いに出しつつ、「TBSに何かあったら、『私もやるよ』って言いたいけど、もう終わっちゃうからね。『ラヴィット!』に任せるしかないか」とコメント。共演者から「そういうタイプの番組じゃない」と言われていた。

「志らくが執拗に“口撃”する理由は、後番組への愛情と解釈することもできますが、そこまで彼の度量は広くないでしょう。1年半で『グッとラック!』を打ち切ったTBSに恨みを抱くけ、番組に手応えを感じていたのだと思います。実際、番組の視聴率も、3%台を記録する日もあり、かつての1%台から微増。その上、『とくダネ!』(フジテレビ系)の終了によって、新規の視聴者が4月から増える可能性もあったからこそ、『グッとラック!』はもう少し続けるべきだったのではないでしょうか」(業界関係者)

 志らくの手厳しい言葉をエールに変えて、『ラヴィット!』の健闘を願いたい。
(村上春虎)

最終更新:2021/03/24 18:14
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