カルチャー
[女性誌速攻レビュー]「Domani」4・5月号

「Domani」港区タワマン住民の「子育て」は時代逆行!? 「洗濯板を使わせる」意識の高さに衝撃

2020/03/21 16:00
島本有紀子(ライター)

 最後は、おうち自慢企画「ごめんなさい(ハート)“世界でいちばん、おうち好き”なもので…。」。モデル・黒木ナツミの23区内一軒家、滋賀県在住Domanistの一軒家などが紹介されています。

 中でも目を引いたのは、港区のタワマン上層階に住むDomanist。自動車販売会社を経営する夫が元々住んでいたタワマンの別階住居110平米を新たに購入したそうで、リビングの壁一面が窓という造りで、ビル群が見渡せます。

 その暮らしぶりにも、意識の高い感じが漂います。生活感のないスッキリとした部屋で、「家具以外にあるものは…息子の学習本くらい!?」とのこと。その一人息子はまだ3歳ですが「テレビは見せませんが図鑑のDVDならOK」と決め、『図鑑 NEO』シリーズ(小学館)を見せているそうです(これは「Domani」の版元が小学館だから……という流れでしょうか)。さらに「夜景の美しさは、また格別!」という大きな窓付きバスルームでは、息子に「水遊び感覚で自分の洗濯物を洗濯板で洗ってもらう」そう。

 時代に逆行し、図鑑DVDだけ見て、洗濯板を使う男子。なかなかの人物になりそうです。リアル意識高い系タワマン住人の子育てを垣間見ることができて、こちらは素直に楽しめました。

島本有紀子(ライター)

女性ファッション誌ウォッチャー。ファッションページから読み物ページまでチェックし、その女性誌の特性や読者像を想像するのが趣味。サイゾーウーマンでは、「ar」(主婦と生活社)と「Domani」(小学館)レビューを担当していた。

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最終更新:2020/03/21 16:00
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