カルチャー
海外遠征オタク談義【前編】

不法就労を疑われ、ペンライトで赤っ恥――それでも「行かなくては」! オタクが“海外遠征”する理由

2019/12/26 14:30
佐藤真琴(編集・ライター)

しんいちさんの“初遠征”写真。思い出が詰まってます。

――「わざわざ海外まで行ってよかった!」と感じるのは、どんなときですか?

カナコさん K-POPアイドルは日本での活躍も増えてますけど、日本のイベントと韓国のイベントは、やっぱり性質が違いますね。グループにもよりますが、日本のイベントは、あくまでも“日本のファン向け”。コンサートはもちろん、サイン会とかハイタッチ会みたいなイベントは日本にもありますが、韓国でやるイベントはもっと密というか……充実度が違います。韓国のサイン会だと推しと話せる時間も長いですし、プレゼントが手渡しできたりと距離が近いんです。

 あと、韓国内でのイベントに日本人がいると、やっぱり「わざわざ来てくれてありがとう」って言ってくれるんです。熱心に追っかけていると、「今日、あなたのことを見てましたよ」って推しに言ってもらえることもあります。そういうのはうれしいですよね、やっぱり。

しんいちさん 僕の場合、食事が楽しみですね。サッカー観戦に行くときって“弾丸ツアー”になる場合もあって、普通の旅より全然時間がないし、あんまり観光もできないんです。でも、遠征で来ている仲間と合流して、「一緒にごはん食べよう~!」ってなるのは、すごく楽しい。

――海外なのに、「行けば誰かいる」っていうのは驚きます。

しんいちさん でも、そうやって周りがみんな行ってるから、海外遠征へのハードルが下がっているっていうのもあるのかな。僕なんか、ほかの人に比べたら全然行ってないほうですよ。「AFCチャンピオンズリーグ」で全試合行っている友達とか、ザラにいます。“上には上がいる”ってやつです(笑)。いろんな意味で、世界は広いですよね。

※後編へ続く

佐藤真琴(編集・ライター)

Webエンジニア兼、編集・ライター。IT系社畜時代、エンタメを荒んだ生活のよりどころにしていたところ、すっかりオタクに。今、最も興味のあるテーマは「オタクと健康」。

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最終更新:2019/12/26 21:09
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