男性アイドル
[ジャニーズ新社長、藤島ジュリー景子の素顔]

ジュリー新社長、メリー氏&飯島氏と“真逆”の人物像――「礼儀正しく穏やか」「仕事しやすい」の評

2019/07/19 17:36
渡邊孝浩
新社長、期待してますよ!

 7月9日、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長が亡くなった。多くの男性アイドルを世に送り出し、一代でアイドル帝国を作り上げ、テレビ界・芸能界に絶大な影響力を持つようになった、この“巨人”の死は、連日あらゆるメディアがトップニュースで伝えており、その死を悼む言葉と、数々の功績を称える声はまだしばらくやみそうもない。

 しかし逝去して間もない18日、公正取引委員会がジャニーズ事務所に対し、「退所したSMAP元メンバー3人の番組起用を妨げるような動きがあった場合」は、独占禁止法違反につながるおそれがあると注意したというニュースが大きく報じられた。ジャニー氏への称賛ムードから一転、ジャニーズ事務所への不審の声が聞かれている。

「ジャニーズからテレビ局への直接の圧力はなかったはずです。当時、SMAPを解散に追い込んだことで事務所への批判が大きく、ブラック企業としてのイメージが広がらないようにと、ジャニー、メリー両氏は非常に気を使っていました。むしろ話は逆で、ジャニーズに批判が集中しないようにと、『彼らの番組を、すぐに終了させないでくれ』と申し入れをしていたほど。実際、稲垣吾郎の『ゴロウデラックス』(TBS系)は、今年の3月まで続いていました。ジャニーズタレントなしには編成もままならない各局が、ジャニーズとの付き合いを考えて忖度した結果、元SMAPの3人がテレビから姿を消したというのが実際のところです」(テレビ関係者)

 4月には香取慎吾が『人生最高レストラン』(TBS系)で、久々の地上波出演を果たしたことが話題になった。

「実は、香取の番組出演の裏には、ジャニーズの働きかけがあったといいます。公取委の動きにジャニーズは非常に敏感になっており、“圧力”がないことをアピールするために、あの唐突ともいえる番組出演が調整されたようですね」(同)

 華やかなスターを輩出する一方で、ブラックなイメージもつきまとうジャニーズ事務所。今後も帝国として、現在のような影響力を維持できるのだろうか。

「社長のまま亡くなってしまったジャニー氏に代わって、新社長に就くのは、長く事務所の経営面を牛耳ってきたジャニー氏の実姉・メリー喜多川(藤島メリー泰子)氏の実娘、藤島ジュリー景子副社長です。SMAP解散のきっかけともいわれる、メリー氏による5時間もの独白を記事にした15年1月の『週刊文春』の中で、『“次期社長候補”って失礼な。(ジュリーは)次期社長ですよ』との明言がありました」(週刊誌記者)

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