カルチャー
[女性誌速攻レビュー]「Seventeen」7月号

経験人数200人超えの高校生ヤリチンが、童貞の悩み相談! 「Seventeen」男子企画はどう読むべき?

2019/06/23 16:00
藤本なつき
「Seventeen」2019年7月号(集英社)

 「Seventeen」(集英社)7月号は、「みんなー! 準備はOK? 女子高生の夏を最高おしゃれに始める7のアイデア」と銘打って、“安くてきゅんな”水着や浴衣、Tシャツなど、夏を楽しむファッションアイテムがたくさん掲載されています!  “大人っぽくなりたい願望”があるという「セブンティーン」(以下ST)読者のために、「テクしだいで簡単に叶う(ハート)」と大人見えコーディネート術をレクチャーする企画もありますが、“若く見られたい願望”が強くなる一方の筆者には、突き刺さる言葉です……。夏の太陽よりもまぶしい女子高生たちに圧倒されながら、早速中身見ていきましょう!

<トピックス>
◎横田真悠は編集長だいありー
◎男子の脳内☆解体新書
◎友テロ警報発令中――っ!!

ティーン編集長、地獄の鬼働き

 初めにチェックしていくのは「ティーン編集長が目指すのはベストセラー!? 横田真悠は編集長ダイアリー」です。“ティーンのカリスマ”として、ST専属モデルの中でも人気があるという横田は、6月22日発売の自身のスタイルブック『#まゆうだけ』(同)で、実際に編集長を務めているとのこと。同企画は同書と連動し、「編集長・横田の着回しコーディネート」を紹介するという内容になっています。着回しのストーリーはあくまでフィクションではあるものの、「編集者の仕事内容も超リアルに紹介しちゃうよ」だそうです。

 ストーリーは「企画会議で上司にプレゼン」というところから始まります。ティーン編集長・横田は「大人ウケ」を狙い、自ら“かわいい”ピンクのTシャツを着用するなど、仕事を楽しんでいるご様子ですが、その後のストーリーはなかなか過酷な展開に。横田は、水色のトップスを着用し、「テンション上げてこー!」と頑張ってはいるものの、「カメラマンさん、スタイリストさん、ヘアメイクさんなどに撮影日の予定があいてるか問い合わせ」する傍ら、「撮影で使うアイテムをショップやプレスでリース!」と、自ら洋服や小物の搬入をこなすなど、ハードな仕事が続きます。

 さらにストーリーは進み、「10日連続で撮影&取材! スタッフさんたちの朝ごはんとか小道具も、ぜ~んぶ自分で手配したんだよ、えっへん! 撮影中はモデルとしても撮影されるし、モニターで写真チェックもしなきゃだし、撮影の進行も考えなきゃだし、もう大変っ‼」と地獄のような働き方をする横田……。撮影後の写真選びも横田が行い、ようやく出版記者会見までたどり着いたものの、ティーン編集者のブラックな働き方ばかりに目がいってしまい、着回しコーディネートの内容が頭に入ってきませでした。編集者の仕事が“大変”ということはわかりますが、「華やかに見えて、甘くないぞ!」と言わんばかりのストーリーに、JKたちの夢を壊さないか心配になりました。

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