芸能界覆面座談会(前編)

NGT48事件、「山口真帆を襲ってこい」と教唆したメンバーは存在する? マスコミ関係者の見解は

2019/05/06 11:45
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman

電気グルーヴとマスコミの噛み合わない応酬

B 電気グルーヴのピエール瀧が、コカインを使用したとして逮捕された一件では、相方の石野卓球に世間の注目が集まりました。

A 逮捕後、しばらくTwitterの更新をやめていた石野ですが、そこから怒涛の更新ラッシュ。「この度はメンバーの不祥事でご迷惑を……」といった謝罪文を投稿するかと思いきや、自身のイベント出演が中止になったことについて「だとよ」と一言投下。その後も、瀧の保釈時に「死刑じゃないの?」とツイートするなど、過激な物言いで話題を集めましたね。

C 取材に訪れたマスコミの前で、“ゆるしてニャン”ポーズを取ったのも笑いました。

A 特に、過剰反応したのは情報番組『バイキング』(フジテレビ系)。連日、石野の言動を批判的に取り上げていましたが、視聴率にはまったく結びつかなかったようです(笑)。

C ネットユーザーは石野の言動や『バイキング』との対立を面白がってたけど、テレビ視聴者には伝わらなかった印象ですね。

A 新聞の読者もそうでした。ネットは大盛り上がりでしたけど、「果たしてスポーツ紙の紙面で、ここまで大きく取り上げることなのか?」という葛藤もありました(笑)。

B それを言ったら週刊誌だってそうですよ。副編集長から上のクラスは、「瀧逮捕で不仲に、電気グルーヴ解散へ!」という記事のプランを考えていたらしいけど、いくら取材しても、卓球と瀧が不仲になる気配がない。卓球は、そんなマスコミの思惑を見透かした上で、ああやってTwitterで暴れてたんだと思う。既存の芸能マスコミじゃ手に負えない相手だったってこと。

C 卓球はマスコミに厳しかったけど、好意的なリプを送ってくる一般人にも、決して手を緩めなかったですよね。「マスゴミを訴えましょう」なんて言ってくるアカウントに対して、「それじゃ相手と同じレベルになっちゃう」と言わんばかりに詰めていたこともありました。

A それでもしぶとく、「卓球不謹慎ツイート!」なんて煽るメディアもありましたが、基本的に我々は“白旗ムード”でした。

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