2018年のセックスカルチャーを振り返る

松坂桃李『娼年』への熱狂、百貨店でバイブ販売――2018年セックスカルチャー5大ニュース

 ここ数年ほど、12月になると、その年を彩った5大セックスカルチャー・ニュース、そのなかでも女性との関わりが強いものを筆者の独断でご紹介しています。毎年、とても明るくて未来を感じるニュースもあれば、いまどきこんなコンサバなこといっちゃう人がいるとは! と頭を抱えたくなるものもあり。さて、2018年5大ニュースの様相は?

女性用セルフプレジャーブランド「iroha」が「大丸」百貨店に期間限定ショップをオープン

irhoha公式サイトより

 江戸時代の春画には、業者が女性のもとに、アダルトグッズや春画(エロ本)を訪問販売に行く様子が描かれています。時代とともにそんなサービスがなくなって以降、性にまつわる商品は、ずっと日陰の存在として扱われてきました。

 ここ数年はネットショップで買いやすくったものの、「こっそり買うもの」というイメージが根強くあったアダルトグッズが、デパートで販売され、2週間で1,500人来店、売り上げが400万円弱、さらに新聞でその模様が報じられる日がくるとは! 平成の終わりに新しい時代の幕開けを感じるニュースです。

 ヨーロッパでは都市のメインストリートに、高級ランジェリーとアダルトグッズが並ぶセレクトショップがあるそう。日本でも今後ますます女性が日常のなかで、人目を気にせず安全に、性にまつわる商品を購入できるようになりますように。irohaはその先鞭をつけたといえるでしょう。

R18映画『娼年』の応援上映、松坂桃李のセックスシーンに沸き立つ女性たち

『娼年』公式サイトより

 作家・石田衣良による『娼年』(集英社)が単行本として発売されたのは2001年、その後、舞台化が16年で、18年に映画化。なぜこのタイミングで!? と思わなくもありませんが、いまこそが時機だったのかもしれません。

 4月に封切られ、5月には応援上映が開催。タンバリン、太鼓などの鳴り物やサイリウム持参の女性が、映画館に詰めかけました。これはR18映画では初の試みでしたが、SNSには参加者からの盛況を伝える書き込みが並ぶことに。主演・松坂桃李の“腰の動き”に合わせて賑やかに鳴り物を鳴らして光る棒を振り、フィニッシュでは歓声&拍手が巻き起こっていたそうです! もし原作発表から時間を開けずに映画化されていたら、女性がここまであっけらかんと本作を享受することはできなかったように思います。

 女性向けAVの代表格「シルクラボ」が起ち上がったのが08年。ここ数年は渡辺ペコのコミック『1122』(講談社)に、主人公が出張ホストを利用するシーンがあり、またレズ風俗も注目されています。『娼年』のセックスシーンを女性たちが能動的に愉しむことができたのは、女性が対価を払って性を愉しむことを知った現在だからこそ、ではないでしょうか。応援上映、好評につきこの12月にも開催されたようです。

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景気よく太鼓を鳴らしまくりたいね

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