カルチャー

浜崎あゆみ『2018 FNSうたの夏まつり』でのパフォーマンスが不安視される理由

2018/07/25 20:00

 7月25日放送の『2018 FNSうたの夏まつり』(フジテレビ系)に、今年デビュー20周年を迎えた浜崎あゆみ(39)が出演する。彼女は番組内で、夏の大ヒット曲「BLUE BIRD」と「Greatful days」を披露。どちらもゼロ年代の音楽シーンで燦然と輝く名曲だが、ここ最近はテレビでパフォーマンスをするたびに「太った」「老けた」「声が出てない」など、厳しい声があがるようにもなっている。

 例えば、今年5月に放送された『CDTV祝25周年SP』(TBS系)の放送で「SURREAL」と「SEASONS」をミニスカートの衣装で歌唱した浜崎に対し、全盛期と比べるとムチムチ感が際立っている、という指摘が多数あった。また肝心の歌の方も酷評か、微妙な評価のどちらかがほとんどだった。

 現在、彼女は「ayumi hamasaki ARENA TOUR 2018 ~POWER of MUSIC 20th Anniversary~」を終えたばかりだが、そのツアーの評判も必ずしも芳しいものではない。ネット上では「衣装替えばっかりで曲数が少ない、生声が酷くダンサー多すぎてあゆどこにいるかわかんない」といった不満の声も少なくない。

 さらに20周年を記念するアニバーサリーライブツアーだったのにも関わらず、チケットの売上も好調とは言い難いもので、公演が行われると、SNS上ではチケットの売れ残りを報告する声も続出していた。

 それだけではない。7月22日に行われたツアーファイナルでは2年ぶりのアルバム「TROUBLE」のリリースが発表されたのだが、予定されている曲数は5曲で“ミニアルバム”程度のボリューム。これには「2年も待ってたのにフルアルバムじゃないの!?」といった声も上がっている。

 しかし今でも根強い浜崎ファンは多くいる。これだけ注目を集めるのも、彼女が20年のキャリアの中で、確かな足跡を残してきたということだろう。生放送での歌唱は、本番での一発勝負だ。たとえ、ここ最近の仕事の評価が良いものとは言い難くとも、その瞬間だけ濃縮して最高のパフォーマンスをカメラの前に示せばいい。数々の大舞台に立ち続けてきた彼女は、それを成し遂げる経験も能力ももっているはずだ。下馬評を覆す最高のパフォーマンスを期待したい。

(ボンゾ)

最終更新:2018/07/25 20:00
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