カルチャー
[おちぶれ続けるアラフォー風俗嬢と男たち]

アラフォー風俗嬢が、SEXしたいのに経験しない童貞に「さっさと捨ててしまえ」と思うワケ

2018/07/08 21:00

――デリヘルで風俗デビューし、出稼ぎ&吉原ソープを掛け持ちした後、現在は素人童貞などSEXに自信のない悩める男性のためにプライベートレッスンを行うアラフォー風俗嬢が、男たちの姿をつづります。

 悩める男性にセックスレッスンを始めて、早いもので1年が経過。この1年で出会った悩みには笑いあり、怒りあり、涙あり、そしてここでは言えないほどの深い闇もあった。

 そんな中、ちらりほらりと“男性の謎”とでもいう存在なのか? ある一定数で出会う男性種族に気が付いた。それは、かなりのイケメンなのに、彼女が作れない人たちだ。それも年齢はさまざま。大学生くらいから30歳前後までいる。

 イケメンであることを早いうちから自覚すると、それを駆使してチャラくヤリまくる人が多そうなものだが、自分のモテ顔に一切興味がないのか、極度のコミュ障が邪魔してしまっているのか、話している相手の顔すら見られない人もいた。

 例えば、職業は公務員で容姿スタイルもモデルのようで申し分ないのに、性格が残念すぎた30過ぎの童貞。理想だけが無駄に高くなってしまう童貞は、2次元に走ったりするが、そうでなくとも童貞をこじらせる寸前、というか、すでにこじらせ始めているようにも見えた。

 このまま30歳を超えたら本当に妖精が見えてしまうのでは? と心配になる20代も。そんな彼らによくよく話を聞いていると、みんなある共通の悩みを抱えていることに気がついた。

 それは“童貞が邪魔しているからデートに誘えない”。

 これは処女にもいえるし、容姿問わずいえる問題だ。告白やデートの誘いをするのは迷惑じゃないか? とか、予定を空けてもらうことが申し訳ない、などと「気を使っちゃって言えない」と男性は話すが、そんなの気遣いでもなんでもない。配慮が相手に気づかれてないものを、気遣いとは言わないだろう。

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