三代目JSB今市隆二のソロ活動が絶好調! 憧れのATSUSHIへの思い「なりたくてなりたくて…」

2018/05/25 20:00

 三代目J Soul Brothersのボーカル・今市隆二(31)のソロ活動が順調だ。今年3月には初のフォトエッセイ『TIMELESS TIME 特別限定版メイキングDVD付』(幻冬舎)をリリースし、オリコン週間“本”ランキングの「写真集」ジャンルで1位を記録。4月20日に配信を開始した第4弾ソロ楽曲『Alter Ego』は、iTunesの総合チャートで1位を獲得した。さらに今年8月には、自身初となるソロツアー「RYUJI IMAICHI LIVE TOUR 2018 “LIGHT>DARKNESS”」が控えている。

 2010年から三代目JSBのボーカルとして活躍している今市隆二だが、今年1月にソロプロジェクトも始動し、以降4カ月連続で楽曲を配信してきた。もともと歌唱力には定評があり、女性のみならず男性からの支持も厚いのが大きな強みだ。2014年放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)で発表された「渋谷の高校生428人がなりたい歌声ベスト5」では、EXILEのATSUSHI(38)に次いで2位にランクインしている。LDHのワンツーフィニッシュだ。

 そんな今市隆二は、ボーカリストの先輩であるATSUSHIに対して、並々ならぬ特別な感情を抱いている。かねてより公言していることではあるが、今年1月に「スポーツ報知」が掲載したインタビュー記事でも、「ATSUSHIさんの歌声が好きで『ASAYAN』(テレビ東京系)からずっと追いかけていました」と告白。「ATSUSHIさんは6大ドームでやっています。ソロをやるとひとりでドームってすごいなって身に染みてわかります。僕もドーム公演は目標です」と野望も明かした。

 そしてフォトエッセイ『TIMELESS TIME』では、一層強く、ATSUSHIへの思いを爆発させている。10代の頃は「ATSUSHIさんになりたくてなりたくて」と、声、アクセサリー、ヘアスタイルのすべてを真似たそう。当時の写真も掲載されているが、やんちゃで華奢な可愛らしい少年が、精一杯背伸びをしてATSUSHIに近づこうとしていたことがわかる。

 外見をまねるだけではなかった。今市少年は毎晩、部屋の照明をすべて消し、真っ暗な部屋でEXILEの楽曲を聞き続け、ATSUSHIの歌を完コピしたという。当時の自分を振り返り「あの頃、僕以上にATSHUSHIさんをコピーできた人はいただろうか?」「きっと日本中どこを探してもいなかったと思う」との自負を見せている今市隆二。愛がたぎっている。

 一方で、デビュー前の彼は、高校を一年生で中退し、市場やラーメン店で働き、パチンコでスロットで時間と金を浪費していた。しかし圧接工の職人として働き始めてからは仕事に精を出し、4年めには若くして現場責任者に。同時に、当時交際していた女性から「受けてみれば?」とすすめられEXILEのボーカルバトルオーディションの存在を知り、受けてはみたものの二次審査で落選。その後、リベンジすべく職人として働きながらボイストレーニングに通い、100本以上のオーディションを受けた。また、ボイストレーニングの先生から「毎日走りなさい」と言われたため、約3年間“毎日”走り続けたという。

 やがて二度目のボーカルバトルオーディションの機会が訪れる。その様子はテレビ番組で逐一放送され、結果は知ってのとおり。今や押しも押されぬ日本のトップボーカリストだ。

 彼はただストイックなだけではなく、真っ直ぐさゆえのお茶目な一面も魅力のひとつ。4月24日放送の『ZIP!』(日本テレビ系)では、三代目JSBメンバーの山下健二郎(33)がホテルでのエピソードを披露。メンバーでホテルに宿泊すると、隣から今市隆二の発声練習が聴こえてくるという。それもかなり手加減ナシな大音量のようで、山下は「布団をかぶって欲しい」と苦情を入れていた。

 抜群の歌唱力はもちろんのこと、やんちゃな見た目と可愛らしい内面の“ギャップ”も持っている今市隆二。5月25日放送の『アナザースカイ』(日本テレビ系)に出演するが、レコーディングで2カ月滞在したというアメリカの“ロサンゼルス”を訪れた彼の口から、一体どのようなエピソードが語られるのだろうか。

(ボンゾ)

最終更新:2018/05/25 20:00
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