セックスフルな夫婦生活13年目。3人の子供が寝たあとに「毎日会話」/高田さん44歳・男性
31歳の時に結婚。その後3人のお子様にも恵まれ、現在、結婚生活13年目の高田さん(44)。ひとつ屋根の下で週に1回のセックスをしているとのこと。3人のお子様を自宅で出産し、全て立ち会っている経験を持つ高田さんは、「子供を産んでからセックスレスになった」という人を「ただの言い訳」だと言い放ちます。「不倫をする男性の言い分はわかる。でも、僕はしない」――高田さんが13年間の夫婦生活の中で意識していることとは? お話を伺いました。
――家族構成を教えていただけますか?
「僕が44歳で妻が40歳。5年くらい交際して31歳で結婚したから、13年目です」
――お子様は?
「11歳の長女、8歳の長男、4歳の次男の3人です」
――一姫二太郎ですね。高田さんのお仕事は?
「IT関係で勤務していて、就業時間は毎日9~10時間。休日は土日含めて、月に8~10日の休日。妻は専業主婦です」
――では、家事は奥様にお任せにしていることが多いですか?
「特にルールとか振り分けはないけど、手が空いている人が気づいた作業をするっていう感じ。もともと僕が家事をする方かな。妻に「やれやれ」っていうより、自分が動いちゃった方が早いことも多いでしょ」
――それは、結婚当初からですか?
「そう。ひとり暮らしが長かったこともあるのかもしれないけど、むしろ掃除は僕が先にやる。妻は、目が悪いからゴミとか落ちててもあんまり気にならないんだよね(笑)」
――生活費の管理はどうされてますか?
「毎月どういう風にお金が動いてるかっていうのは把握してます。赤字にならなきゃいいし、うまく回してくれてるのをわかってるから、基本的に妻にお任せしてる感じですね」
――ご自身の休日の過ごし方は?
「学生時代から野球やフットサルをやっていましたが、今もチームに所属して続けています。試合に家族が応援することもあるし、家族で出掛けることも多いですね」
「子供を産んだこと」をセックスレスの理由にしているのは「言い訳」
――お子様が3人もいらっしゃると、ご夫婦で過ごされる時間というのは少なくなりますか?
「ふたりの時間は、毎日ありますよ。仕事から帰ってから寝るまで、飲みながらだったり一緒にテレビ観ながら。少なくても2~3時間は何かしゃべってる」
――では、セックスの時間というのは?
「ちゃんと数えたことはないけど、月に4~5回はしてるかな。4歳と8歳の息子たちは20時くらいには寝ちゃうし、11歳の長女は21時~21時半くらいには寝るから、その後から1時間くらいですかね」
――起きないように気を遣いながら?
「全っ然、気は遣ってない。どれだけ音がしても起きることのほうが少ないから(笑)」
――4歳の子が急に目覚めて「パパ~、ママ~」って部屋に入ってきちゃう可能性も無きにしも非ずでは?
「大丈夫。4歳の子は、入ってきちゃってもいくらでも誤魔化しがきく。実際に部屋に入ってきたことあるけど、特に焦らなかったかな。普段もパンツ一丁でウロウロしてる姿も見慣れてるだろうし」
――お父さんがお母さんの上に乗ってる姿を目撃して「お父さんがお母さんをイジめてる」と思った、という話も聞いたことがあるんですが。
「夫婦喧嘩したことないから、両親が喧嘩してるっていう概念がないと思うんだよね」
――私の周りでは、結婚生活10年以上で週1ペースでセックスしている方が珍しいです。
「でもさ、1回間隔が開いちゃったら復活するの難しくないかな。子供ができたキッカケでしなくなった人って多いよね」
――男性意見で、子供を産んだことで女性として見れなくなっちゃう、ということも聞きます。
「それは、言い訳。セックスをしなくなった言い訳でしょ。それだけじゃないはず。うちは3人とも自宅で出産してて、実際に出てくるところを見てるのね。出産時は、女性というよりも、神聖な母体だけど。出産直後から常に、セックスはしなくても、キスしたり手を繋いだりして愛情は保ってた」
わざわざ後ろめたい気持ちを背負うのが面倒だから、不倫はしない
――男女問わずではありますが、セックスとオナニーは別物です。オナニーもされていますか?
「週に3~4回はしてますね。オナホールとか道具を使ったりはしていないですが」
――風俗に行かれることは?
「風俗は行かないですね。興味がないこともないけど、暇あれば野球やフットサルやってたりとか、時間が空いた時に『風俗行くか』っていう思考にならないのかな。僕の周りも野球ばっかりやってた奴だったのも影響してると思うけど。
思春期の男子は、エロいことで頭がいっぱいっていうイメージかもしれないけど、全っ然だった。高校時代は野球が終わったらバイトに行くっていう日々だったし。高校野球が終わって、ようやく解放されたっていう感じ。だからオナニーをするようになったのも高校卒業してからだったし」
――女子(女体)に、興味が沸かなかったんですか?
「共学だったし、もちろん好きな子が出来て告白したこともあるし、告白されたこともあるんだけどね」
――好きな子との妄想とかしませんか? それでムラムラするとか。
「好きな子にはしないんだよな~。性的とかではないんだよね。もっと話してこの子のことを知りたいっていうことであって、触れたい・キスしたいとかじゃなかったのかなぁ」
――そんな高田さんに聞くまでもないかもしれませんが……、現在、流行中の不倫経験は?
「ないですね。魅力を感じる女性との出会いもあるし、飲みに行ったりもしますけどね」
――一線は越えたいという願望には至らない?
「願望はあるでしょ。それはあるある。願望だけで実際にはしない、というだけ。外で癒しだの刺激を求めて不倫をする男の気持ちもわかるよ。ただ、僕はそれを行動にはしないっていうだけ」
――バレるのが怖いとか?
「ううん、多分バレないようにすることはできる。ただ、その罪を背負うのが面倒というか。少なくとも数週間、わざわざ後ろめたい気持ちを背負いながら、家族と接するのは面倒くさいですよね。妻ともセックス出来てるし、オナニーも出来てる。だったら他に別にやらなくてもいいかな、って」
――夫婦喧嘩もしたことがなくて、13年の結婚生活を経ても奥様と円満に暮らしていくために意識していることはありますか?
「“相手に関心を持つ”っていうのは、意識してないと薄れちゃうと思う。アメリカ人のノーベル平和賞作家・エリ・ヴィーゼルの言葉なんだけど、<あらゆる出来事の反意語が「無関心」。平和の反対は戦争ではなくて、無関心>。お互いに“関心を持つ”っていうのは円満の秘訣にはなるのかなと思いますね」
――「干渉しない」のと「無関心」って似て非なるものですね。
「そう、適度な距離感は重要だよね。普段相手が何してるかって関心がないし『それでも構わない』ってなったら、どんどんお互いに自由なことをやりはじめちゃう。干渉し合うんじゃなくて、『今日これやるよ』とか『明日こういうことがあるよ』っていうのはお互いに意識して、逐一話すようにしています」