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まだ第一章

山崎賢人『ジョジョ』初登場5位で大コケ! 「原作改悪し放題」「退屈な2時間」と酷評の嵐

2017/08/08 14:45
『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』公式サイトより

 8月7日、興行通信社による全国週末興行成績が発表され、山崎賢人が主演を務める映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』が初登場5位を記録。大人気漫画を原作とした話題作にもかかわらず、大コケスタートになってしまった。

 同映画は、シリーズ累計発行部数1億部超えの荒木飛呂彦による同名漫画を実写化した作品。山崎が主人公の東方仗助を演じているほか、神木隆之介や小松菜奈、伊勢谷友介、山田孝之、岡田将生、新田真剣佑など豪華キャストが集結し、公開前から話題になっていた。

「全国325スクリーンで大規模公開された『ジョジョの奇妙な冒険』は、土日2日間で11万7,000人を動員し、1億6,600万円の興行収入を上げました。しかし、初登場5位は期待外れのスタート。敗因は、『ジョジョの奇妙な冒険』よりもランキングで上位につけた『怪盗グルーのミニオン大脱走』『劇場版 仮面ライダーエグゼイド/宇宙戦隊キュウレンジャー』など、夏休みを狙ったファミリー向け映画に動員を持っていかれたことが挙げられると思います」(芸能ライター)

 『ジョジョの奇妙な冒険』の動員と興収は、山崎が主演を務めた作品『一週間フレンズ。』が初週で記録した、動員12万5,000人、興収1億5,300万円とほぼ変わらない数字。しかし、同じく漫画原作の映画『銀魂』に敗れる結果になってしまった。

「全国335スクリーンで先月14日に公開された『銀魂』は、初週2日間で動員およそ39万2,800人、興収およそ5億4,100万円の大ヒットを記録。『銀魂』の原作は累計発行部数5,000万部ですが、約2倍の数字を誇る『ジョジョの奇妙な冒険』は映画で大きく差をつけられてしまいました。公開前に披露されたビジュアルや予告編が『コスプレにしか見えない』『CGの迫力がまったく感じられない』と酷評されていたことが響いたのでは。実際に映画を見た人からは『退屈な2時間』『セリフまわりのテンポが悪すぎて苦痛』『原作に対するリスペクトを感じず、改悪し放題だった』『ジョジョの名前を借りた二次創作』と、内容にも酷評の声が。公開予定の第二章に不安が残るスタートになってしまいましたね」(同)

 主演の山崎は、同じく漫画原作の実写映画『斉木楠雄のΨ難』の公開を10月に控えている。「実写化俳優」と呼ばれる山崎だが“ジョジョ爆死”の汚名は返上できるのだろうか。

最終更新:2017/08/08 14:45
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