芸能
サイ女の朝ドラ通信

『べっぴんさん』すみれ、キアリス引退を決意も……「最終回前にネタ切れ?」の苦言

2017/03/21 14:35
『べっぴんさん』(NHK)公式サイトより

ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週2回(火・金曜日)お届けします!

『べっぴんさん』(NHK総合/月~土、午前8時) 戦後の焼け野原の中、坂東すみれ(芳根京子)が家族のため、そして女性たちのために子ども服づくりに邁進していく物語。神戸に本社を置く子ども服メーカー「ファミリア」の創業者たちの軌跡をモチーフにしている。

■3月18日(土)/139話~3月21日(火)/141話
 139話では、ついにキアリス企画制作の映画が完成。お母さんや赤ちゃんのために、質の良い商品を作ってきたキアリスの原点が詰まった映画を見た健太郎(古川雄輝)は、「会社を大きくしたい」という考えをあらため、お客様のためのキアリスを作っていこうと決意する。

 140話では、すみれたちは東京の銀座に空きビルを借り、子育てに必要な物ならなんでも揃うキアリスの“ワンダーランド”を作ろうと意気込んでいたものの、計画に必要な資金が集まらない。そんな時、大手商社・KADOSHOの古門(西岡德馬)から資金提供の申し出が。栄輔(松下優也)がエイスを倒産させる元凶となった古門からの申し出に、すみれたちは不信感を抱くが、夢を諦めきれず思い悩む。ネット上では、「ワンダーランドを作りたいって欲が目を曇らせてるんだろうな」「一気に夢が叶うかもって思うと断れないよね」と、すみれたちに同情する声が上がった。

 141話では、健太郎からの「キアリスらしくない」という言葉もあり、すみれたちは資金提供を断る。さらに、自分たちの思いが健太郎ら次世代のキアリス社員たちに受け継がれていることを確信し、キアリスから引退しようと考える。

 同話では、古門に向かって、すみれが“キアリスとは何か”を語るシーンが放送されるなど、その熱い思いがたっぷりと描かれたが、ネット上では「すみれのセリフが長すぎて、心に響かない」「すみれの思いはわかるけど、全部言葉で説明してるのがちょっと……」「回想も多いし、最終回前にネタ切れ?」といった否定的な声も続出してしまった。

 引退を決めたすみれたちは、今後どのような道を選ぶのか。最終回まで目が離せそうにない。

最終更新:2017/03/24 14:32
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