コラム
【連載】夫の不倫相手を訴えた! 実録「慰謝料請求裁判」体験記7

夫の不倫で体調を崩して訪れた心療内科 処方された薬は効果てきめん

2016/03/03 15:00
Photo by Victor from Flickr

 こんにちは、まほです。結婚4年目にして、夫の不倫が発覚。その日を境に、今まで送ってきた生活は、がらりと大きくありようを変えました。その顛末記です。

■2種類の薬を処方され……

「旦那さんと別れちゃったら?」

 初めて訪れた心療内科で、夫の不倫が発覚したその日からうまく眠ることができず、食欲がまったくなくなった等、体調を崩している旨をひとしきり説明し終えると、男性医師はカルテにペンで何かを書き込みながら、そう言いました。

「そういうことはまだ考えられないというか、とりあえず一度、冷静になりたいんですが」
「けどさ、別れちゃえば、悩みの原因がなくなりますよ」

 確かにその通りだと思うのですが、そこまでクリニックで言われるとは思っていなかったので、正直、少し驚いた気持ちでした。それだけではなく、

「あと、話を聞く限り、相手の女性もちょっとおかしい感じだから、電車のホームなんかは後ろに気を付けたほうがいいかもしれないね」

と、これまた怖いことを言ってくる(笑)。

 話しにくいとか、嫌な感じとか、そうまではいかないですが、なんとなく「このお医者さん、あんまり合わない感じだなぁ……」と正直、心の中で思いました。

 結局、その日は、「今は気がたかぶっているから眠れないでいるけど、反面、精神はどんどん疲れていっているから、ある時に、ガクッとうつっぽくなる可能性がある」ということで、抗不安剤「デパス」と同等作用のある「エチゾラム」、「スルピリド」という抗精神病薬でかつ、胃腸を整える作用のある薬の2種類を処方されました。

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