コラム
[連載]ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育て奮闘記

男にとっては同僚が“ママ友”!? 「AERA」の「帰らない夫」を読んで思ったこと

2015/02/23 19:12
(C)倉田真由美

 週刊誌「AERA」2月16日号(朝日新聞出版)の「家族はなぜ苦しいのか」という特集に、「帰らない夫の本音」というページがあったので読んでみました。「仕事が忙しくて帰りたいのに帰れない」「結婚してから妻が一番、仕事が二番」「仕事が忙しいのに帰宅してからも家事育児を手伝うのがイヤだから、早く帰れるのに夜中に帰る」などなど、人によっていろんな事情があるみたいですね。みなさん、大変ですなあ。

 でも、「早く帰れるのに夜中に帰る」という人の気持ちはわかりますよ。オレも3番目の妻との結婚生活は、かなり気が滅入っていたからなぁ。毎日オレの家事について文句を言う、オレが自宅でサブカル系の本を読んでると「そんな本を読まないで!」と怒鳴り出す。家で一緒にいてもオレに対する妻の愚痴だらけで、マジでうんざりしてました。なので、なるべく顔を合わせるのをやめようと思い、仕事が終わってるのに、会社で読書したり飲みに行ったりして日々終電で帰ってました。でも逆効果で、夜中に帰ると妻に「浮気してる?」と問いつめられ、またウザくなるという悪循環!

 これではいけないと、何度か話し合ったんですよ。オレはマンガや本が好きだし、家事もオレなりのやり方がある! それでも、「私はそれを受け入れられないから、あなたが直して」と言われましたね。結果的に離婚です。話し合っても、互いに一切譲らずに話が平行線であれば、どちらかがガマンして相手に合わせるしかないですよね……。オレの場合は離婚になったけど、3回以上同じことを話し合っても直らなければ、ガマンか離婚のどっちかしかないと思いますよ。そういう人なんだし、互いに納得しないと努力でどうにかなることって限界があるでしょ。

 3度目の結婚では「帰らない夫」だったオレですが、今は18時には自宅へ帰ってます。今でこそ、自他ともに認める親バカになりつつあるオレですが、娘ココが産まれてから1歳くらいまでは、ココにぜんぜん興味がなかった。それでも当時も18時には帰っていたはず。だって、興味はなくても赤ん坊の世話をしなければいけないから。妻くらたまは自宅で仕事をしていますが、日中はココの世話してて、仕事に身が入らない。なので、オレが夕方に帰ってココの世話をし、その間に妻は集中して仕事をする。そんな役割分担だったと思います。

 興味がない赤ん坊の世話をなぜできたかったっていうと、ある意味、動物と同じように見てたんですよね。ペットと一緒ですよ! オレは長年ネコを飼っていたんですが、毎日エサとトイレ掃除は欠かさずやってましたし、かなりマメな性格なんでね。まったく苦にならずやってました。

 今回の記事を読んで、妻に「もしオレが帰らない夫だったら?」と聞いてみたら、「あり得ないから想像できん」そう。確かに妻と一緒に暮らしてからは、「帰りたくない」と思ったことが一度もないから、オレも想像できん。もし「帰らない夫」だったら、家庭もこんなに平和に回ってなかっただろうなとは思いますけどね。

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