芸能
サイ女の「文壇ゴシップ劇場」

山崎豊子氏の偲ぶ会、「唐沢寿明ドタキャン」の悪い空気を消した某俳優の仁義とは

2014/01/30 19:00
『不毛地帯DVD-BOX 1』/ポニーキャニオン

 1月16日発売号の「週刊新潮」(新潮社)で、故・山崎豊子氏の『約束の海』の連載が終了した。昨年9月に死去した山崎氏の遺作なだけに、すでに映像化のうわさがちらほら聞こえてくるが、かつて山崎氏の原作の映像作品に出演したある俳優に、出版関係者の間で称賛の声が上がっているという。

 昨年11月27日に行われた、山崎氏の偲ぶ会。芸能界からは、映画『沈まぬ太陽』主演の渡辺謙、『華麗なる一族』『運命の人』(ともにTBS系)『不毛地帯』(フジテレビ系)出演の北大路欣也が駆けつけ献花をしたが、参加者の多くは、山崎の取材対象となった一般企業の関係者らであり、有名人が大挙する華々しい会ではなかったという。

「そんな中、当日会場で『芸能人には珍しい律儀さを見せた』と話題になったのが、1995年にNHKで放送された、ドラマ版『大地の子』で主人公・陸一心を演じた上川隆也です。上川は偲ぶ会当日に舞台出演を控えており、どうしても参加することはかなわなかったのですが、その旨を謝罪する丁寧な手紙を関係者に送りました。さらに後日、ご夫婦で大阪・堺市の山崎先生の自宅を訪れて、焼香をあげていたそうです」(出版関係者)

 多くの芸能人は、メディアが注目している中で葬儀に参列するため、上川の謙虚な対応は非常に珍しいものだったという。

「偲ぶ会には、『白い巨塔』(フジテレビ系)『不毛地帯』で主演した唐沢寿明も参加予定だったんですが、なぜかドタキャンをしたため、眉をひそめる関係者も多かった。そんなことがあっただけに、上川が自身の出世作となった『大地の子』に出演した恩義をずっと感じ、最後まで先生への配慮を欠かさなかったことに、関係者は大いに感動したそうです」(同)

 最近では、『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の人気コーナー「ゴチになります!」でおちゃらけキャラを見せる上川だが、役者としてだけでなく人間としての真摯な態度に、業界内でさらに評価を上げたようだ。

最終更新:2014/01/30 19:57
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