異例の大トラブルに

芥川賞候補パクリ騒動――『美しい顔』掲載誌版元の講談社は「開き直り」「社長が逃げた」のウワサも

1807gunzo
講談社公式サイトより

 芥川賞候補作をめぐるトラブルが、出版界を飛び越え、一般ニュースでも大きく取り扱われる事態となっている。7月18日に発表される芥川賞の候補作、『美しい顔』(北条裕子著)が、2011年に出版された石井光太氏『遺体 震災、津波の果てに』(新潮社)など複数の作品と、多くの類似箇所が指摘されているのだ。北条氏は同作がデビュー作で、今年5月、講談社主催の「群像新人文学賞」で受賞作に選ばれていた。

「新潮社は、同作が掲載された『群像』6月号が発売されるや、直ちに講談社側に抗議を行っていたそうです。ただ新潮社は、この時点で、今回の件を大ごとにするつもりはなく、あくまで内々に、経緯の説明や謝罪、出典元の明記を求めたそうです。石井氏は講談社とも付き合いがあるだけに、言い争いは避けたかったのでしょう」(出版関係者)

 ところが、講談社側はこの要請をのらりくらりとかわし続け、それどころか“異例の措置”を行ったという。

「『評価を広く読者と社会に問う』として、作品全文をホームページ上で無料公開したのです。次号の『群像』には、お詫び文が掲載されると発表がありましたが、講談社は『著作権法にかかわる盗用や剽窃などには一切あたりません』との見解を示し、問題はあくまで『参考文献未表示の過失』のみだ主張。講談社が“開き直り”とも取れる対応をしたことで、新潮社の怒りを煽ってしまったんです」(同)

 ネット上でも、北条氏に対する「パクリ」批判が相次いでいるが、講談社側はこれについても「多くの関係者の名誉が著しく傷つけられたことに対し、強い憤りを持つとともに、厳重に抗議いたします」と、強気のスタンスを取っている。

「講談社と新潮社のバトルに注目が集まる中、7月4日には、出版関係者をザワつかせる、こんな一幕がありました。この日は、文藝春秋の松井清人社長の退任パーティーが行われ、講談社、新潮社の社長も招待されていた。ところが、講談社社長は当日突然、参加をキャンセルしたとかで、その理由は『新潮社の社長と顔を合わせるのはマズイ』と思ったからではないか……とウワサが立っているんです。これまで、それぞれの社の編集部がもめることはあっても、トップ同士の関係は揺らがないというのが普通だったのですが、今回ばかりはそうも言ってられないようですね」(出版社幹部)

 業界内でも、講談社側の対応をやや疑問視する声が強まっているが、果たして両社は、どんな落としどころを見つけるのだろうか。

文藝春秋と新潮の社長の仲は大丈夫なの!?

しぃちゃん

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