「男をひと括りにするな!」「女もクソ!」草の根作戦によるクソ男撲滅は厳しい!? 男女仲良く恋愛するにはどうすれば良いのか

こんにちは、桃山商事の清田です。これまで「クソ男撲滅委員会」という連載を通じ、我々男性の中に眠る「クソさ」や「しょーもなさ」について自己省察を交えながら考えてきました。

今回、この連載をリニューアルし、「先生、“男らしさ”って本当に必要ですか?」というタイトルの新企画をスタートすることになりました。

桃山商事では「失恋ホスト」といって、主に失恋した女性・恋に悩める女性たちの語りに耳を傾ける活動をしています。そして、そこで見聞きしたエピソードを元に、男女のすれ違いやジェンダーの問題について意見や考察を発信しています。それが“恋バナ収集ユニット”を標榜している理由です。

恋バナというとちょっと軽い響きに感じられるかもしれませんが、話を聞かせてくれる女性たちはかなり真剣です。恋人や配偶者のいる人、いない人。そこで見聞きするエピソードは実に多種多様であり、安易にカテゴライズすることはできません。人生の一端をのぞかせてもらったような気がして、毎回ズシーンと来ます。

もちろん、悩みごとをどう乗り越えていくかは最終的に本人の問題であり、我々はその手伝いくらいしかできません。良き話し相手になれるよう努めるのみです。

その一方で、ここでの体験は男である我々に重たい課題を突きつけてきます。なぜなら、女性たちの恋バナにはクソな男、しょーもない男がわんさか登場し、「うわっ、それ俺もやったことあるかも」「俺も同じ穴のムジナなのか……」という気持ちになって全然笑えないからです。

女性たちの目に映る男のクソな部分を直視し、その原因やメカニズムについて男性当事者として考察していく──。それが「クソ男撲滅委員会」のコンセプトでした。

◎「男をひと括りにするな!」「ていうか女もクソだろ!」

旧連載では、主に世間を賑わせたニュースや作品を題材にクソ男の研究を進めてきました。連載の第1回では「女性の目に映る『男のクソな性質』ベスト30」を紹介しましたが、これに加え、下記のような問題点もあぶり出されてきました(ごく一部を抜粋)。

・男の家事には「サステナビリティ」という視点が全然ない
・男にとって妻や彼女は“セックスできるママ”
・男を狂わせる「俺SUGEEEE(=全能感)」という麻薬
・「努力や成長の“報酬”としてイイ女がついてくる」という謎の発想
・「ケアされる側」で生きてきたため、人の話を聞けない
・ゲームやスマホの中に引きこもって、目の前の現実と向き合わない
・責任や面倒を回避するため、すぐ正当化のロジックを構築する
・妊娠や生理について理解度が恐ろしく低い
・「俺は変わる」とか言いながら結局は行動を何も変えない
・「全部やれる!」という“無限論”的な過信がある
・「忙しい→疲れる→キャパがパンパンになる→逃げる」というループ
・「得したいけどリスクは背負いたくない」というキョロ充マインド
・現実を自分のフレームにハメ込んで解釈する“演繹的思考”
・“戯れ”の会話しかできず、相手を掘り下げることができない
・そもそもコミュニケーションがまったく成り立たない
・こんなに批判しても、「あ~、いるよねそういう男」とどこか他人事

……いかがでしょうか。私自身も、連載の相方である佐藤広報も、胸の痛みで何度も死にかけながらこういった問題と向き合ってきました。

しかし、こういった問題点について丹念に考察を深めても、記事のコメント欄には「男をひと括りにするな!」「俺は違えから!」「ていうか女もクソだろ!」といった男性たちからの書き込みが後を絶ちません。

我々としては、「女の人は俺たちのこんな部分に腹を立てているから気をつけよう!」というメッセージを発信してきたつもりですが、毎回のように記事そっちのけで「男VS女」の激しいバトルが繰り広げられており……残念ながら、男性たちに言葉を届けられたという実感は正直ありません。「クソ男撲滅委員会」という看板を掲げながら、悲しみの敗北宣言です。

そこで新連載では、男性性について深く考察している先生たちに教えを乞いながら、引き続きこの問題について考えていきたいと思います。こうなったら偉い人の力を借りるしかありません。

ヒントになったのは、男性学の専門家である武蔵大学・田中俊之先生との対談でした。こういった形で、ジェンダー論の研究者はもちろんのこと、様々な立場・視点から男性問題について研究されている先生たちにも話をうかがっていくつもりです。

我々がフィールドワークで収集した実例と専門家の知見を接続させ、男女が仲良くやっていくための有用な視点を提供していけたらと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

(清田代表/桃山商事)

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