[女性誌速攻レビュー]「ar」8月号

「モテるために趣味を」と啓蒙する「ar」を覆した、ジビエ女子・釣り女子のガチっぷり

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「ar」2015年8月号(主婦と生活社)

 今月の「ar」(主婦と生活社)はヘアスタイル特集。その前に先月号から連載が始まった「雌ガールのミーハーこそすべて」をチェック。“雌ガールが最近気になること”をジャンルにこだわらずにフィーチャーするというページなんですが、今月は「夏だ! 浴衣だ! 水着だ~!!」というテーマでした。浴衣や水着って、別に“ミーハー”でも“最近気になること”でもなんでもなく、毎年のように夏に繰り返される話題ですよね。連載タイトルの意味がサッパリわからないのですが、内容も「浴衣を着た時に首とか横顔がスッとしてきれいな子ってポイント高い。二重あごとか、首の肉とか、正直論外っす。スミマセン」「やはり(水着の)永遠の憧れは黒&三角。そしてサイドの紐がほどけたら…なんて(はぁと) あぁ~こんな子と海行きたい!」という気持ちが悪い男の意見ばかり掲載していてゲンナリ。首がスッとした子が好きなら、キリンとセックスしとけ。

<トピックス>
◎無造作フェロ髪カモン!
◎SUMMER 31 DAYS
◎長くモテる○○女子

■その髪で街を歩けますか

 では、さっそく本題のヘア特集「無造作フェロ髪カモン!」と「シンプル服が決まるオシャ髪」を見てみましょう。おフェロメイクに象徴されるように、「ar」の提唱するヘアメイクはインスタグラム向き。実生活では「これどうなの?」というものが多いように思われます。それが証拠に、「無造作フェロ髪カモン!」では、「うるさそうに顔にかかる毛束ってSEXYだと思う」という見出しとともに、顔が半分前髪で隠れたスタイルを提唱していました。これじゃ前が見えなくて日常生活には不便だし、あだ名は「月影先生」になってしまいますよ。

 「シンプル服が決まるオシャ髪」のページでは、「『さっきドライヤーで乾かしてたのに、まだところどころ濡れてない…?』ってくらい無防備なセミウェット」をおすすめ。髪全体がぬらぬらテカテカしています。かと思えば、「お泊まりデートの翌朝 まだ隣でまどろんでいる彼より一足先に目覚めて『おはよっ♪』って言う時みたいなドライなダウンスタイル」としてボッサボサの頭をおすすめ。おうちデートで、実際にシャワーを浴びたあとや一晩燃えた翌朝なら色っぽさも出るのかもしれませんが、“そういうイメージ”のヘアスタイルでサイゼリヤに行ったりキャンドゥに行ったりする自分を想像してみてくださいよ。インスタグラムに写る一瞬ならいいけど1日は厳しい……「ar」のヘア特集に隠れた罠アリです。

「はー、音最高。」の、実感こもってない感じはスゴイ

しぃちゃん

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