サイ女の「文壇ゴシップ劇場」

村上春樹、大麻吸引報道もハルキスト完全スルー! 出版業界は“異様”な盛り上がり

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『女のいない男たち』(文藝春秋)

 人気作家の村上春樹が、実話誌「アサヒ芸能」(徳間書店)で30年前の大麻吸引を写真付きで報じられた。同誌の表紙には、「村上春樹 大麻パーティー 袋とじ巻頭スクープ」というセンセーショナルな見出しが躍り、記事はドイツ人カメラマン、ペーター・シュナイダー氏による写真と証言で構成されている。それによれば30年前の1984年、村上が「BRUTUS」(マガジンハウス)の取材でドイツを訪れた際、現地クラブのオーナー夫婦に誘われて大麻を吸引したとされている。大麻は、日本ではもちろん、当時のドイツでも違法。しかし、どの媒体も後追い報道はしなかった。

「村上との付き合いがある出版社は、30年も前のことを後追いしてまで、ドル箱である春樹との関係を悪化させるようなことはしません。新聞にしても、今になって事実確認することは不可能ですから、記事にできないでしょう」(週刊誌記者)

 新刊が出るたびに大騒ぎのハルキストたちも、かつて村上本人が大麻吸引歴についてエッセイでつづっていたため、「何を今さら」といった様子で、ほぼスルーだった。

「作家の不祥事が明らかになったとき、作家側から『何とか火消ししてくれ』と無茶振りされることもありますが、今回の報道については村上本人も放置する意向のよう。この件に関しての連絡や謝罪は、担当編集にも特に入っていないみたいですね」(文芸編集者)

こうして表向きは無風状態のまま沈下しそうなこの報道だが、実は出版関係者間ではちょっとした“嵐”が起こっているという。

「出版社の関係者は、ほとんどが記事を熟読していて、『あれ読んだ!?』『袋とじだったから、まんまと買っちゃったよ!』などと議論し合っていますよ。『今さらだよな~』『“日本では吸わない”って昔、本人が書いてたしな~』など、擁護派が多いですね。編集者にはハルキストも多いだけに『貴重な写真だぜ……』と、趣旨と違うときめき方をしている人も。こうして裏でネタにされてはいますが、村上の今後に特に影響はないと思われます」(同)

 ただ、毎年のように受賞が期待されているノーベル文学賞については、「『この報道で受賞が遠のいたかもしれない』といった不安の声も聞こえてくる」(同)とか。30年前の過ちの、大きすぎる代償を払うことにならなければよいが……。

丁寧に丁寧に袋とじを開けるハルキストが目に浮かぶ

しぃちゃん

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