[ジャニーズツッコミ道場]

『ガムシャラ!』松村北斗の使い方は正解か? 肉まんに囁く姿に見えた希望

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プラベでもクール&トレンディなほっくん

 少し前から、勝手にうっすら心配していたジャニーズJr.がいる。松村北斗だ。ジャニーズ事務所入所(2009年2月)から、まだ5年。にもかかわらず、短期間に「プチ栄枯盛衰」「波瀾万丈」があった。

 入所年の6月には、中山優馬、中島健人、菊池風磨、高地優吾とともに、「中山優馬w/B.I.Shadow」を結成。その直後にHey!Say!JUMPの2トップ、山田涼介・知念侑李が加わり、NYCboysが結成された。ここまでは超スピード出世で、前途洋洋のエリートコースに見えた。

 ところが、その翌年(10年)には中山、山田、知念の3人のみで「NYC」が誕生。ジャニー社長のスペオキの中山を、すでに人気のある山田、知念が盛り立てるかたちで、B.I.Shadowが切り離されたわけだ。しかも、この「うっすら落選」には続きがあった。翌年(11年)、今度はジャニー社長の次なるスペオキ・佐藤勝利を中心に、B.I.Shadowの中島健人、菊池風磨2人と、松島聡、マリウス葉も加えて「SexyZone」が結成され、松村と高地は取り残される。しかも、高地は『スクール革命!』(日本テレビ系)オーディションによる鳴り物入り入所という「別枠」だっただけに、松村の挫折感・ファンの落胆は相当なものだったと思う。

 だが、その後、12年4月からの『私立バカレア高校』(同)に「ナンバー2」のおいしいポジションで出演したことで、大量のミーハー層を獲得。事態は好転した。役者としての注目度が高まり、同年『黒の女教師』(TBS系、7月~)、『Piece』(日本テレビ系、10月~)と立て続けに出演。高身長と、「ジャニーズっぽくない(一部では江口洋介に似ていると言う声も)あっさり顔」は、同じく「高身長あっさり顔」のジャニーズJr.・ジェシーとシンメトリーになり、「ほくじぇし」「北じぇ」などと呼ばれ、人気となったはずだった。

 ところが、まだ続きがあった。

 ドラマに立て続けに出たことで「ゴリ押し」と言われたり、露出が増えて「演技も歌もダンスもヘタ」という指摘が続出したり、『ザ少年倶楽部』(NHK BSプレミアム)などで見せる先輩や仲間とのやりとりに「生意気」という声も増えてきた。「Myojo」(集英社)の恒例企画「Jr.大賞2013」では「恋人にしたいJr.」1位だったのに、翌年には2位に陥落したことも、好感度の低下を裏付けるようだった。

 だが、そんな不安を消し飛ばしたのが、4月12日にスタートした『ガムシャラ!』(テレビ朝日系)内のミニコーナー「松村北斗のほくほく北斗!」である。「ジャニーズJr.ナンバー1のクールなアイツが話題のほくほくグルメを食べ歩き!」として、白シャツ+ロングジャケットでキメキメに登場した松村は、神楽坂の「五十番」で、「ほくほくひとつください」と言い、名物絶品肉まんを頬張っていた。

 「ちょっと今日のほくほくはっ、度が過ぎてるな。ぶほっ」「ほくほくしすぎてっ、開いた口がふさがらないよ。はぁ~」「こんなに肉汁が入ってるよ。はぅっ」「肉汁がすごくセクシー。何度でも食べたくなる(ハート)」などと言い、途中でむせつつ、食べるだけ。ものすごく短いVTRで、誰にも触れてもらえず、流しっぱなしというシュールさが新鮮で、キュートに見えた。少し『JMK 中島健人ラブホリ王子様』(日本テレビ系)みたいなノリではあるが、松村北斗の演技・歌・ダンスなどの現時点でのスキル不足を補うのは、高身長・小顔のルックスや雰囲気だけでは足りない気がする。もともとクールに見える松村が案外抜けている部分、「愛嬌」というギャップを引っ張り出すのは有効な方法だろう。松村の生かし方がようやく見つかった気がした。
(田幸和歌子)

現場でちゃんと笑いは起こってるのか、それが心配

しぃちゃん

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