『PINK TOKYO』イベントレポート

「性欲を受け入れてくれる安心感」――女がエロメンで満たされる欲望とは

 なぜAV男優には女性好みのイケメンが少ないのか? この疑問に対し立ち上がったのが女性のためのAVレーベル「シルクラボ」。ここで主演男優として活躍しているのがイケメンAV男優「エロメン」たちだ。3月頭にディファ有明で開催されたアダルト業界エキスポ『PINK TOKYO』では、エロメンによるトークショーが開催され、多くの女性ファンが来場した。ここに集った女性たちはなぜアイドルや俳優でなく、エロメンに夢中になるのか? 現場の様子をレポートする。

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エロメンを携帯カメラで撮影する女性たち

◎いたって健全に進むエロメン握手会&撮影会

 シルクラボのホームページを確認すると、エロメンは現在7名。「an・an」(マガジンハウス)のセックス特集の常連で、最も有名な一徹氏はふにゃっとした笑顔がキュートな子犬系イケメンだ。著書もあり、地上派のバラエティ番組にも出演している。エロメンにはファンクラブもあり、誕生パーティーのチケットはファンクラブ先行で発売されるほどの人気ぶりだ。『PINK TOKYO』にはエロメンから一徹、月野帯人、倉橋大賀、有馬芳彦の4人が来場した。

 エロメンを生で見ようと、入場料3,000円を払い、冷たい雨が吹きすさぶ有明まで訪れたのは一体どんな女性たちなのか。見るからに“ムンムン”なお姉さんなのか、見た感じは地味でも鬱屈したエロを内に溜めこんでいるタイプなのか、はたまた「進歩的な自分が好き! エロメンが好きな私ってちょっと普通の子とは違うでしょ?」的な、自意識先行型なのかと思いきや、皆さん普通。そのままジャニーズのコンサートに並んでいても、ボジョレーヌーボー解禁カウントダウンに並んでいても、初売りの新宿伊勢丹前に並んでいてもまったく違和感がない。年齢は30代が中心。

 振る舞いもいたって大人的、良識的。エロメン撮影会では、透明な筒の中に入ったエロメンたちが、パンツ一丁の状態でセクシーポーズをキメる大サービスがあり、会場が興奮のるつぼに陥るも、「チンコ見せて!」的な投げかけはなし。キャー! いやーん! と携帯カメラでバシャバシャ撮りつつも、表情は皆ニコニコ。ジュンジュワーでなくニコニコ。女子中学生がサッカー部のエースを見る目線や、アイドルを見る目線に近いものを感じる。純粋なあこがれ。大切に、繊細に思っているのが伝わってくる。

 グループで来ている女性が多かったのも印象的だ。セックスに直結すること、プライベートなことだから、1人で楽しむ女性が多いと思いきや、大勢で楽しそうにドヤドヤっと現れ、エロメンをキャッキャと撮影し、イベントが終わるとあっさり帰る。この後は撮ったエロメンを肴に豊洲や新橋あたりで、みんなでキャッキャしながらビールを飲むのだろう。

すんごい自慰しても受け入れてくれそうな安心感

しぃちゃん

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