女性発信の官能小説で気づかされる、日常的なエロス

【messyより】

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首輪好き必読書。(かのこ『欲張りな首すじ』メディアファクトリー)

 勝手に始めた「秋のエロ・カルチャー月間」、2週目は官能小説です。性の目覚めが活字によるものだった私(連載第14回)は、いまでも月に何度となく官能小説のお世話になります。藍川京さん、館淳一さんあたりのベテラン作家さんが好きで、昭和のSM小説大家、千草忠夫作品なども手に取ります。最近だと草凪優さん。全体的に渋い好みですね。

 数名の作家さんによる短編が収録されたアンソロジーも好きですが、やっぱり長編が好みです。私が重視しているのは、登場人物の“関係性”。タブーな間柄だったり、ほんとうはセックスするはずのない関係だったり……そんなふたりのあいだにセックスが介在することで、距離感や、支配・被支配の関係が変わってくるというドラマが好きなので、どうしても長編のほうがいいんですよね。それでいながら文庫だと数百円なので、コスパもすばらしい!

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