田房永子の「カタマン女の熟年セックス問題」

老後の貯蓄や健康よりも、老後の”性欲”を教えて! シたくなったらどうするの?

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平静を装っていても脳内では……

 26歳の頃、セックスがしたくて私は本当に困っていた。それまでの6年間、彼氏の「ガスコンロSEX」(女体はガスコンロのように局部をひねれば引火する”濡れる”と思っている前戯1分のSEX)と、「2往復につき10秒休憩のピストン運動を3セットでフィニッシュしてしまう彼自身」のことは、愛とオナニーで乗り切れていた。彼のテクニックを向上させる努力はとうの昔に諦めている。彼と結婚して、バイブを情夫にするはずだった。

 しかし、取材先のアダルトショップで「クリとGスポットを同時に7タイプの震動で刺激する最新鋭のオモチャ」を見た時、私の中で何かが爆発した。世の中にはこんな卑猥なモノを使ってイキまくってる女がいる。私もイキてえよ、バカヤロウッ!! その日を境に「マトモな前戯とピストンが出来る男とセックスしたい」という思いに脳が支配され、視界いっぱいにイきり勃つ巨根が常に薄く浮かび上がるという奇病におかされ始めた。セフレが欲しいわけじゃない。1回、たった1回でいい。スパッと気持ちよくイクことが出来れば、明日からまた元気に「ゼクシィ」を読むことが出来る。

 だが、この1回が大変に難しい。女にとって1回スパッとするには、出会い系か出張ホスト、ハプニングバーのような大人の社交場で相手を探すしかない。それか友人・知人の男性。どちらにしても、「性欲が溜まり過ぎてセックスの相手を探している女」という、なんだか滑稽なものとして扱われる、ということが耐えられなかった。単に、肩が凝ってるとかそういう類のことなのに……。それに一番の問題は、「相手がマトモな前戯とピストンが出来る男かどうか、やってみないと分からない」という点である。決死の覚悟で挑んだ相手にまたガスコンロされたら、もう立ち直れない。そう考えると、自分がしたいセックスはどこへ行っても出来ないのである。迷宮だった。

 病は悪化し、視界に浮かぶ男根はピストン運動を始めていた。マスカラを開けたり、キャップにペンを挿すだけで昇天しそうになる。生活に支障が出ていた。本当に困っているのに、誰にも助けてもらえない。美容や健康、グルメについての情報は過剰なほど氾濫しているのに、セックスがしたいけど好ましい相手がいない……そういった理由で困っている状況の女を救うための即効性のある情報は、本当にゼロだった。
 
 悶々とし続けた1年後、私はやっと”スッキリ”し、彼氏との婚約を破棄する決断をした。結論としては、セックスしたい時はセックス以外の解決法は絶対にない、ということである(その時のオナニーは、その結論を更に決定付けるものでしかない)。

■熟女になって欲求不満になったらどうしよう?

 ちょうど病が落ち着いた頃、私は素人モノの熟女AVを見た。女優の中には、キレイとは言えない体、至って普通の人たちが混ざっている。セックスしたくてしたくてどうにもならなくて応募してくる人がいると聞いていたが、本当にいるんだと衝撃だった。そして、熟女専門の出張ホストをやっていた男性の話も聞く機会があった。「性に狂った熟女は魔女以外の何物でもない」と、恐怖体験のように語る男性。やめてから2年間、赤貝が食べられなくなりインポテンツが治らなかったという。
 
 私は今32歳だ。これから50~60歳になった時、またあの「セックスしたい病」が再発したら……。肌がピチピチの26歳の時だって、相手を探すのはあんなに大変だった。なのに男からしたら「ババア」な年齢に、そして体になったとき、相手がいない状況で視界にまた男根が浮かんでしまったら、どうしたらいいんだろう? 思い切ってAVに出て「『私とセックスしてくれてありがとう』と涙を流す、欲求不満の熟女」とキャッチコピーをつけられたり、出張ホストをEDにさせたりするしかないのだろうか。

 健康に美肌、貯蓄や年金、それら老後のことは充分すぎるほど若いうちから聞かされるけど、熟年女性の性欲、セックスについての知識は一切何も教えてもらえない。そもそも、50~60代でセックスしたいなんて男にモテる上級者の悩みなんじゃないか? 私のような、性欲は全開だけどモテない上に貞操観念が妙に堅い”カタマン女”が年をとってセックスしたくなった時、どういう方法があるのか? 希望はあるのか? それとも絶望しかないのか。

 そこで、熟年の性について詳しい方々にお話を聞くことにした。まず始めに話を伺ったのは、「熟女風俗」に通って20数年、熟女風俗の達人であり漫画家の東陽片岡先生である。次回は東陽先生に聞いた、熟女の性。そこには30代の想像できない世界があった!

『炎情–熟年離婚と性 [単行本] 』

年金より不安っすか!?

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