『青木美沙子のカワイイ革命』レビュー

あるときは美しすぎるナース、あるときはロリータ界の神!? 青木美沙子の”カワイイ”革命に世界が注目!!

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『青木美沙子のカワイイ革命』
(竹書房)

 ”カワイイ”はなんて便利な言葉なんだろうか。本音と建前が複雑に交わる女の世界にとって、容姿だろうが、持ち物だろうが、とりあえず「カワイイ」と言っておけば間違いない。”カワイイ”という単語は日本独特のものらしく、英語圏の人にとっては理解しにくい言葉らしい。以前、シンガポールの大学教授が「”カワイイ”とは何か?」を研究テーマにしていると言っていた。”cute”や”pretty”では表現できない”カワイイ”。日本の女のコはどんな時やモノに”カワイイ”と感じるのかを調査していたのだ。

 世界で注目されている日本の”カワイイ”を世界に広めるべく、外務省は3人の女性をポップカルチャー発信使、通称「カワイイ大使」として2009年に任命した。原宿系ファッション担当・木村優、ブランド制服担当・藤岡静香、ロリータファッション担当・青木美沙子。”カワイイ”を世界に広めるために飛び回ったのだ。

 『青木美沙子のカワイイ革命』(竹書房)では、ロリータ界のカリスマである青木美沙子が、さまざまな国のロリータファッション愛好家と出逢い、交流する姿を写真におさめている。フランス、イタリア、ロシア、アメリカ……。ヨーロッパ圏や、ロシア圏の女性は金髪で彫りが深く、ロリータファッションが似合いそうな気がする。だが、いざ写真を見ると、縦幅も横幅も日本人と比べると規格外で、おせじにも少女ちっくなファッションが似合っているとは言えない。一緒に写っている、細くて小さくて色白な青木美沙子が本当のお人形さんの様に見える。ロリータファッションは西洋のおとぎ話に出てくるお姫様をイメージしているらしいが、実は日本人にこそ、ピッタリのファッションだったのだ。

 『青木美沙子のカワイイ革命』では、他にもファッション、メイク、ヘアスタイル、お気に入りのお店紹介など、青木美沙子の”カワイイ”の秘密や裏側をあますところなく紹介している。中でも本人のお部屋公開コーナーは、期待を裏切らずピンク一色で、まさにロリータの神! ロリータ服なんて一着も持ってない筆者だけど、思わず「カワイイ」と何回もつぶやいてしまった。一度入り込むとハマること間違いなし! 今や世界の女のコたちの憧れのミューズ・青木美沙子の”カワイイ”ワールド。ピンク命な乙女も、フリルなんて自分には似合わないと悲観的に考えちゃう女子も、ぜひ一読あれ。

『青木美沙子のカワイイ革命』

プロローグは嶽本野ばら氏です

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