[女性誌速攻レビュー]「GLITTER」2月号

出版不況はどこまで続く!? コンセプトを失った「GLITTER」2月号

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「GLITTER」2010年2月

 米版『VOGUE』の名物編集長アナ・ウィンターばりのスタイリングで、女性ファッション誌の中でも一際個性的な存在であった「GLITTER」が女性誌レビューに初登場! しかし、最近その「GLITTER」に何やら異変が……。約1年前の当時は「エイジレスな女を目指すアゲアゲ・キラキラ・マガジン!」というステキなタイトルキャッチでアラサー女子をブルブルさせていた「GLITTER」に、一体何が起きているのでしょうか。最近、編集長が代わったことが関係しているんでしょうか? 早速、トピックからチェックです!

<トピック>
◎ケイト・ボスワースの最旬オシャレ徹底研究
◎2010年幸運の最強☆星占い
◎≪別冊付録≫2010年幸運セレブカレンダー

■ページ数の削減と定価の値上げが全てを物語る

 約1年前は212ページあった「GLITTER」ですが、今号のページ数は180ページ! 32ページも減ると雑誌の厚さも明らかに違います。そこにきて定価にも変化が。約1年前は620円なのに対して、今号は700円!! ページ数が減ったにも関わらずの値上げです。ページ数、価格の変化は雑誌にとってかなりの痛手といえます。しかし、内容が充実していれば問題ありません。かつては「浮気しないオトコの育て方」など、上から目線の”らしい”企画がじゃんじゃんあった「GLITTER」ですが、今号はというと……?

「2010年幸運の最強☆星占い」

 間違って「an・an」を購入してしまったかと思いました! 内容はというと、12星座別にラッキーカラーやトレンドアイテムを発表。ファッション誌ですからそこはいいとして、なぜに占いを絡める必要があったのでしょうか。まったくもって謎です。掲載されている商品もかつてはハイブランドばかりだったのが、今話題のプチプラ系ショップの名前がチラホラ。読者の財布に歩み寄ったように見えて、雑誌自体の価格は上がるというこの矛盾。「GLITTER」も他の女性誌と同様に迷走気味のようです。

■1年前の元気はどこへ!?

 雑誌を買う上で、何と言っても大事なのが表紙。過去の「GLITTER」と現在では表紙に並ぶ文字にも大きな変化が……。

(約1年前)真夏のゴールドコースト
(現在)2010年の幸運オンナは誰?

 約1年前の『GLITTER』はオーストラリアで巻頭特集を撮影。去年11月号まで編集長だった千原正子女史が巻頭のコラムで「ロケの夜はスタッフと飲み~♪」とギャルちっくなご報告。そして現在は海外スターの今年の運勢を勝手に占うという内容。明らかに予算のかけ方が違いますね(笑)。海外スターの今年の運勢を私たちが知って何になるんでしょうか!

(約1年前)ジェシカ・アルバの優雅な生活
(現在)ケイト・ボスワースの最旬オシャレ徹底研究

 セクシー女優としても人気の高いジェシカ・アルバの豪邸内部で撮影された、ライフスタイル系の特集企画。女子ならばみんなが憧れる、棚いっぱいに飾られたシューズコレクションは圧巻でした。しかし現在はというと、パパラッチが撮影したオシャレセレブ、ケイト・ボスワースの私服&レッドカーペット画像の特集。最近流行りの海外ゴシップ系雑誌によくある企画です。この内容での値上げはちょっと厳しいかも……。

 出版不況と呼ばれて久しい昨今、広告費の減少は大きな問題です。雑誌を存続させるためにはページ数を減らし、価格を上げ、なおかつ制作費をカット。お金をかければいい雑誌ができるわけではありませんが、「GLITTER」は懐に余裕のあるオトナの女性、またはそれに憧れる女性が購入していたはず。「エイジレスな女の(年取っちゃったけど)アゲアゲ・キラキラ(若いコには買えないような高い服買うし、いい男も捕まえるわよ)・マガジン」という一種のライフスタイルを提案した、ウーマン的にはとっても魅力的な雑誌だった「GLITTER」。時代の変化と共に毒のある部分がそがれ、何の変哲もない女性誌へと変貌を遂げたようです。

GLITTER (グリッター) 2009年 09月号

このころは580円でした。好きだったな~、上から目線♪

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