[女性誌速攻レビュー] 「PINKY」1月号

ラスト2号の「PINKY」、休刊に向けてラストスパート! のはずが……

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「PINKY」1月号(集英社)

 いよいよ休刊までラスト2号となった「PINKY」。でも悲壮感は漂っておらず、クリスマスに向けて広告出稿の嵐! こんだけ広告が入るんだったら、休刊しなくても……と熱烈な読者じゃなくても思っちゃいますが、そこは大人の事情があるんでしょう。というわけで、今回の表紙は鈴木えみを押しのけて、今や「PINKY」の看板となった佐々木希&木下優樹菜のコンビ。今月号の付録も、この二人のカレンダーです。休刊号こそ、鈴木えみを使うための布石なのでしょうか。と邪推しつつも、早速中身をチェックしてみましょう。

<トピック>
◎PKモデルズPresents真冬のおしゃれ計画!
◎PINKYコスメアワード2009発表
◎真冬のモデルコーデ完成!!
◎大好きブランドの超HITアイテムランキング

■付録のカレンダーぐらい遊んでは?

 今月の付録は2アイテム。まずはマーキュリーデュオ×PINKYのジュエリーケース。今月号はクリスマスも近いということもあって、ジュエリー系の広告や編集記事が多いことから、「彼氏に買わせて、保管はこのジュエリーケースで」という、「PINKY」編集部の優しい心遣いが感じられます。なんて親切なのでしょう。

 もう一つの付録は、冒頭でもお伝えしたように「Nozomi&Yukina」カレンダーです。元ヤンの二人のガーリーな写真が散りばめられて、なんとも中途半端感があります。先月号の「JJ」(光文社)の梨花カレンダーのような斬新さもなく、一時期のエビちゃんカレンダーのような突き抜けた世界観もなく、面白さのない優等生「PINKY」の価値観がそのまま反映されたようなカレンダー。せっかくだから、元ヤン臭を生かす構成にした方が、読者ウケもいいと思いますよ。

■特集という名の、寄せ集め記事

 雑誌本体に戻り、この号の特集「PKモデルズPresents真冬のおしゃれ計画」をチェックしていきましょう。名前を付けて特集にまとめてはいるものの、中身がバラバラというのがちょっと問題。佐々木希が「フレンチgirl」スタイルを推したかと思えば、次のページからは木下の私服パパラッチページになり、ヘアアレンジやら、シーン別のコーディネート集など方向性がまったく見えずに読みづらい……。

 極めつけは、「レディー・ガガ風の年越しパーティー」のページ。ドレスコードが「レディー・ガガ」ということで、金髪おかっぱウイッグ+サングラス姿のPKモデルがずらっと並んだ写真がシュールというか、コントというか。さすが、1カ月に何回も「パーティー」にお出かけになるモデル&大手出版社の編集者は、エッジの利いたパーティーを提案してくれます。でも一般人にはちょっとハードル高いので、あくまで鑑賞用にクリッピングさせていただきます。

■1カ月待ったよ、着まわしコーディネートストーリー後編

 「PINKY」の唯一ともいえるオリジナルコンテンツが、ケータイ小説風ストーリー×少女マンガ風妄想の着まわしスタイリングの企画。前編となる先月号をサラッとおさらいしておきますと、突然のスカウトで歌手への道をつかんだ夏海(吉田夏海)は、人気ユニット「SHINING MOON」のアキラ(鍵本輝)とSHIORI(栞)に出会う。そしてプロデューサーK(加藤慶祐)のもと、デビューへの準備を進めて行くが、「SHINING MOON」の二人の熱愛報道にショックを受ける。そんな時にKから告白され……、というところで前回は終了。さて、後編は?

 結局Kからの告白は、表現力(感受性)を養うための遊びだったということが判明。夏海はアキラへの思いを自覚し、二人はふとした瞬間に突然のキス♪ 熱愛報道もデタラメだったと判明し、夏海は幸せの絶頂かと思いきや、突然アキラが音楽の勉強のために渡英することに。アキラが旅立つ日、リハーサルを抜け出して見送りに行こうとする夏海の元に、アキラからメールが届く。そこには「お互い成長した姿でもう一度会おうぜ」の文字が。この言葉を胸に、夏海は歌手への第一歩を踏み出した……。

 文字にすると、なんて薄っぺらい内容なんでしょう。でも、これを写真で構成すると、何となく面白くなるから不思議。やっぱり、ここだけは「PINKY」に叶わないところですね。その分、今月はなんだか、コーディネートにやる気が感じられません。あまりにも特徴のないカジュアルスタイルを、帽子などの小物でごまかしている感が拭えません。構成で、力を使い果たしちゃったのかしら~?

 今月はほかにも「読者感謝祭 PINKY CELEB NIGHT」の完全密着ルポや、「PINKYコスメアワード2009発表」など、読み応えがありそうな特集もあったのに、実際にページを開くと、写真がごちゃごちゃに載せられてて、読む気をそぎます。そして、写真の点数が多い割に、文字が少ないため、読んだ後に印象すら残らなかったという悪循環。文字の少なさや写真を多用するレイアウトは、他の女性誌と一緒なのに、この中身の薄さは何なんでしょうか。次号はいよいよ休刊の最終号。なぜ休刊になったのかを、検証してみましょう。といっても、来月号の予告が「トレンドスナップ We are PINKIES!!」とポップな内容で、「休刊」の文字はどこにもない……。本当に休刊になるのでしょうか!?

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と、言いつつ買っちゃいそうな自分が嫌!

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