人気チェーン店、実食レビュー!

テレビ登場増加中、回転寿司【魚べい】とは? サイドメニューや100円台のデザートも充実ですごかった

2024/04/02 19:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
国内150店舗以上出店する“元気寿司グループ”が全国展開する「魚べい」(C)サイゾーウーマン

 4月2日放送のTBS系『THE神業チャレンジ』に登場する回転寿司チェーン「魚べい」。寿司大好き芸能人が魚べいで商品開発にチャレンジし、その売り上げを“神”(魚べい商品開発担当)と競うとのこと。

 近頃、多くの情報バラエティ番組で取り上げられている「魚べい」ですが、店舗数はまだまだスシローやくら寿司には敵わないため、いったいどんな寿司屋なの? とピンとこない方も少なくないのでは? 今回は「魚べい」の特徴や人気メニューの実食レポをお届けします!

※2023年12月14日時点(「愛媛県産本鮪中とろ 刻みわさびのせ」のみ24年1月9日時点)の情報です。
※価格はすべて税込み。
※最新情報は各店公式サイトをご確認ください。

目次

・寿司が回転しないメリットは?
・「魚べい」の人気メニューを実食!
・揚げ物や100円台のデザートも充実!

「魚べい」は回転しない! そのメリットとは?

 「魚べい」は110円(税込、以下同)のメニューを主軸にしながら、“回転しない”ことがウリのお店。手元の専用タブレットから注文すると、商品が3本(上段、中段、下段)あるレーンに乗せられ、テーブルまでビューンと高速で運ばれてきます。

レーシングカーや新幹線型のトレーに乗って、商品が運ばれてきます(C)サイゾーウーマン

 「注文商品がゆっくりとレールに乗ってやって来る回転寿司に比べ、提供までの時間が早い」「商品の取り間違えがない」「注文商品をほかのお客さんに触られる心配がない」など、多くのメリットがあるんです。

「魚べい」の人気メニューを実食! 本鮪中とろが高く感じたワケ

愛媛県産本鮪中とろ 刻みわさびのせ(1貫) 270円

厚みのある贅沢なカットがうれしい(C)サイゾーウーマン

 「魚べいオリジナルの完全養殖本鮪を、店内で丁寧に切り付けている」(公式サイト)という「愛媛県産本鮪中とろ 刻みわさびのせ」。

 やはり本鮪なだけあって、身はもっちり感がありながら、口の中でほどよくとろけておいしい! ただ、筆者が食べたお寿司がたまたまなのか、脂のりはいまいちに感じました。

 また、1貫270円は「魚べい」にしては強気の価格設定。昨年12月には「南まぐろ中とろ」が破格の1貫99円で食べられる“大感謝セール”を開催していただけに、どうしても高く感じてしまいます。

 味も個人的には、「南まぐろ中とろ」のほうが、大トロさながらに脂がのっていて好みかな……。とはいえ、さっぱりとした上品なまぐろを味わいたい方には、こちらの中とろがおすすめです。

コスパ:★★★☆☆
満足度:★★★☆☆

 なお、「魚べい」では現在、1皿注文ごとに、フードバンク活動団体へ1円が寄付される「美味しい応援キャンペーン」を開催中。対象商品は「愛媛県産本鮪中とろ」と「愛媛県産本鮪中とろ刻みわさびのせ」(ともに1貫、270円)で、3月4日まで実施予定だそうです。

えび天 130円

アツアツです(C)サイゾーウーマン

 2貫で130円の「えび天」は、天ぷらが揚げたてでサックサク! えびもシャリからはみ出すサイズで、満足度は高いです。

 なお、同じ料金で、あらかじめたれがかかった「えび天 天たれがけ」というメニューもありました。席に甘だれのボトルが置いてあるのですが、自分でかけるか否か選べるのは親切ですね。

コスパ:★★★★☆
満足度:★★★★☆

いくら 150円(1貫)

きゅうりは乗ってないタイプ(C)サイゾーウーマン

 いくらがメインの商品は、1貫150円の「いくら」と、1個230円の「大粒いくら海苔包み」の2種類。前者を頼んでみたところ、いくらの粒が小さい! とびっこほどではないものの、私の知っているいくらとは明らかに違います。

 気になってネットで調べたところ、一般的な大きさのいくらは「秋鮭の卵」であり、粒が小さいのは安価な「鱒いくら」とのこと。

 やはり高価ないくらを150円で食べようとするほうが無謀なのでしょうか……。粒が小さい分、どうしても物足りなさがあり、少し残念な気持ちになってしまいました。

コスパ:★★☆☆☆
満足度:★★☆☆☆

「魚べい」は、揚げ物や100円台のデザートも充実!

まぐろチーズ揚げたれがけ 210円

大きなちくわ天のような見た目(C)サイゾーウーマン

 揚げ物も充実している「魚べい」ですが、「まぐろチーズ揚げたれがけ」は一部ネット上で“魚べいの大発明”と評判。

 こちらは「魚べい」の社員・パート・アルバイト全員が参加できる商品開発イベント「キッチンファイト」から誕生した「まぐろメンチwithウィンナー」の派生商品だそうで、人気の高さからレギュラーメニューになったとか。

 ミンチ状にしたマグロ入りのたねを天ぷらにした商品ですが、アツアツの揚げたてをお箸で割ると、中からモッツァレラチーズがビヨーン。まるで、一大ブームを巻き起こした韓国の“チーズハットグ”のようです。

チーズハットグみたいで楽しい(C)サイゾーウーマン

 近くの席には、この楽し気な食べ物を奪い合いながら食べる姉妹がいたのですが、その一方のお嬢さんが「マクドナルドのナゲットみたい」とポツリ……。

 言われてみれば、確かにマックナゲットの味と食感に似てるかも! 結構大きいので、数人で少しずつシェアしてもよさそうです。

コスパ:★★★☆☆
満足度:★★★★☆

いちごクレープ 110円

お財布に優しい100円台のデザート(C)サイゾーウーマン

 締めには、デザートメニューから「いちごクレープ」を注文。小ぶりのクレープ生地でいちご味のクリームを挟んでおり、優しい味わいでした。

 「魚べい」はこのほかにも110円の「チョコレートアイス」、120円の「やわらかわらび餅」など100円台のデザートが数種類あります。家族で食べに行った際、子どもが「デザート食べたい!」とおねだりしても頼みやすい価格帯なのはうれしいですね。

コスパ:★★★☆☆
満足度:★★★☆☆

 なお、「魚べい」では今月14日より「ぐるっとご当地ネタ祭り」を開催(なくなり次第終了)。瀬戸内産「蒸し牡蠣」(230円)、北海道産「炙りにしん」(140円)、神津島産「金目鯛」(1貫210円)、新潟県産「まいたけの天ぷら」(220円)が楽しめるようなので、気になる人は急いで!



最終更新:2024/04/02 19:00
魚べいはラーメンもおいしい!