堂本剛はジャニー氏の教え守った？　事務所内にある「結婚適齢期」の暗黙ルール

　KinKi Kids・堂本剛とももいろクローバーZ・百田夏菜子が1月11日、結婚を発表。これまで交際報道どころかうわさも一切出ていなかっただけに、ネット上に衝撃が走ったが、「年末年始は暗いニュースが続いてたから、久々に明るい話題」と歓迎する声も出ている。業界内にも祝福ムードが広がる一方、「堂本の結婚はジャニー喜多川氏（2019年7月に死去）の教え通り」（スポーツ紙記者）とも指摘されているようだ。

　堂本と百田はこの日、直筆連名入りの書面で結婚を報告。人気アイドル同士の結婚発表に業界内外が大騒ぎとなったものの、それぞれのファンはネット上に祝福のコメントを寄せている。

「そんな中、思い出されるのは旧ジャニーズ事務所（現STARTO ENTERTAINMENT）にかつて存在した“ルール”です。事務所創業者のジャニー氏は過去、所属タレントたちの結婚には『適齢期』があるという考えを示していました」（同）

「適齢期になったら遠慮なく結婚すべき」注目浴びたジャニー氏の発言

　15年9月にTOKIO・国分太一（21年4月からは株式会社TOKIO所属）が一般女性との結婚を発表した際、ジャニー氏は一部メディアの取材に「（結婚を）奨励するわけにはいかないけど」と前置きしつつ「適齢期になったら遠慮なく結婚すべき」と語っていた。

「ジャニー氏のこの発言は、国分の結婚とともに大きな注目を集めました。アイドルの結婚どころか熱愛もタブー視される傾向が今よりも強かった当時、『ほかならぬジャニーさんは、結婚すること自体は否定していないんだ！』と、ファンから驚かれたんです」（芸能ライター）

アイドルとしての成人は30歳、結婚適齢期は40歳？

　具体的に“何歳からが適齢期なのか”といった点は明かされなかったものの、事務所内では“暗黙のルール”が共有されていたようだ。

「旧ジャニーズには、アイドルとしての成人は30歳、結婚の適齢期は40歳……という空気があった。だいたい、一般社会で成人や結婚適齢期といわれている年齢よりもプラス10歳くらいでしょうか。もちろん今は世間の認識もだいぶ変わっていますし、旧ジャニーズも昨年、ジャニー氏の性加害が社会問題になったことを機に組織が刷新されましたから、所属タレントの結婚適齢期に関しても“緩和”の方向で考えをあらためていくかもしれません。今後は20～30代のタレントが相次いで結婚する可能性もあります」（前出・スポーツ紙記者）

　堂本は現在44歳。彼がジャニー氏の教えを守ったのか、たまたまこのタイミングになったのかはわからないが、いずれにしてもおめでたい話であるのは間違いない。ファンからの温かな祝福を受けてスタートする2人の結婚生活が幸せなものになることを祈りたい。