[ジャニオタ茶飲みトーク]

平野紫耀、中居正広が語った「芸能界で生き残れる人」に当てはまらず? 退所の背景を振り返る

2023/08/19 13:00
サイゾーウーマン編集部
「J-GENERATION」2023年9月号(鹿砦社)

――ジャニーズチェックに連日精を出すジャニオタ2人が、アイドル誌を眺めながらよもやま話をダベり中!

B美……永遠の29歳。人生の半分以上をジャニーズに捧げている、ジャニオタ歴20年超の芸能ライター。今一番気になるアイドルはKis-My-Ft2・北山宏光。

C子……永遠の35歳。デビュー組からジャニーズJr.に降りた月刊誌編集者。好きなアイドルはフレッシュな子。

永瀬廉、高校の“文化祭感”漂うショットとは?

B美 8月14日に放送された音楽番組『CDTVライブ!ライブ!真夏の4時間半スペシャル』(TBS系)は見た~? King&Prince(以下、キンプリ)が、人気曲の「ichiban」を披露して、話題になってたよ。

C子 もちろん見たよ~! キンプリは5月22日をもって岸優太、神宮寺勇太、平野紫耀が脱退したから、高橋海人と永瀬廉による2人体制で「ichiban」をパフォーマンスするのは初めてだったんだよね。

B美 「ichiban」といえば、昨年6月にリリースしたアルバム『Made in』の収録曲で、激しいダンスが特徴的じゃん。“キンプリは歌って踊れるグループ”ってことを世の中に知らしめた1曲でもあるけど、だからこそ、2人の「ichiban」はどんな感じになるのか、イマイチ想像がつかなかったな。5人時代は、ジャニーズ事務所入所前からダンスをやってきた海人と平野の魅力が爆発してたから。

C子 でも、いざ見てみたら、これはこれで良いなと思わなかった? れんかい(永瀬&高橋)がダンサーを従えて踊っていて、過去とはまた違うパフォーマンスになってるなと感じたよ。

B美 そうだね。なんだかんだ、2人になってからもう3カ月がたとうとしてるのか……。れんかい2人の活動も見慣れてきたけど、正直に言うと、5人でわちゃわちゃしてたのが恋しいなあ。

C子 そうそう、「J-GENERATION」2023年9月号(鹿砦社、以下「Jジェネ」)は、まるごと1冊キンプリ特集だったよ。「King&Prince vol.4 Encore~アンコール~」ってことで、5人の写真が載ったフォトレポートになっているの。

B美 いまだに5人を表紙に起用してくれるの、もはや「Jジェネ」ぐらいじゃない? さすがだわ~。お、イントロダクションのページでは、ジャニーズを退所した平野と神宮寺が、滝沢秀明氏の事務所「株式会社TOBE」に入ったことにもしっかり触れてるね。

C子 今回は、個々の歴史やこれまでの活動、近況についてテキストで紹介している感じかな。掲載されている写真はあまり古いものはなくて、それこそ『Made in』のツアーのステージ写真とか、近影が多いみたい。

B美 まあ、キンプリ特集も第4弾ってことだし、懐かしい写真は過去の号でもたっぷり見れたもんね。ざっとページをめくった感じだと集合写真は少なくて、個人のカットか、ちょっとだけツーショットがあるくらいかな?

C子 そう! より個人をフィーチャーした号になってるよ。5ページではいきなり達観した表情のれんれん(永瀬)が出てくるんだけど、背景の色合いも相まって、幻想的な雰囲気が素敵。

B美 物憂げな表情を浮かべてる。れんれんって、基本はクールだもんね。6、10ページとか、もし制服を着ていたら、“クラスの行事に非協力的な、ドライな高校生”って感じ。

C子 言われてみると、10~11ページの花柄の羽織も、どことなく“文化祭感”があるというか。演劇部の出し物で「イケメンのあんたは、立ってるだけでいいから!」って無理やり出されて、“客寄せパンダ”に使われた生徒みたいな雰囲気が漂ってる。

B美 ところで11ページの写真、岸くんがなぜか不敵な笑みを浮かべているように見えない? 後ろかられんれんを狙って、よからぬことを考えている瞬間みたいで、ちょっと面白い。ここはもうちょっと高解像度で、表情をじっくり見たかったな。

C子 照明のせいか、中央にいる岸くんだけ、なぜか顔の部分が暗いから、より怪しさが際立ってるね(笑)。対照的に、岸くんの視線にも気づかず、正面を向いて歌っているれんれんがのんきでいいわ。

永瀬廉にとって平野紫耀は「本気で向き合うことができた初めての友」

B美 なんか、れんれんは何を考えているかわからない表情が多いからこそ、いろんな妄想が膨らんじゃう。あ、そうそう。8~9ページにも書いてあるけど、れんれんはお父さんがヘリコプターのパイロットなんだよね。

C子 その関係で、小さい頃から引っ越しや転校が多かったんだ。「ジャニーズ入りした当初、永瀬くんはJr.たちとなかなかうちとけることができなかったと振り返っています。なぜなら『どうせ仲良くなっても、また転校するから』という、あきらめにも似た思いのためです」(原文ママ、以下同)だって。

B美 なんとも切ない……! れんれんが涼やかな顔立ちだからこそ、こういう話を聞くと“陰”の部分が際立つなあ。

C子 もともと、彼と平野は関西ジャニーズJr.出身で、後にキンプリメンバーとなる海人、岸くん、神宮寺、岩橋玄樹とはスタートの拠点が違ったわけだけど、「まるで人との関わり合いを避け、素通りするかのような生き方を、ガラリと変えるきっかけになったのは平野紫耀くんの存在でした」(10ページ)と書いてある。

B美 幼少期から引っ越し慣れしていたれんれんの目には、出会いと別れが多いJr.の世界はどう映っていたんだろう? 私生活で経験済みだからこそ平気だったのか、芸能界の入れ替わりの激しさに戸惑ったのか……。でも、現在までジャニーズに所属しているんだから、きっとうまく乗り越えてきたんだろうね。

C子 最初はあまり周りのJr.となじめなかったっていう情報を知った上で、15ページのしょうれん(平野&永瀬)エピソードを読むと泣けちゃう。「心を通わせられる友人を作れないでいた永瀬くんにとって、頼りがいがありつつ、どこか抜けたところがある平野くんは、本気で向き合うことができた初めての友でした」と。さすがに、このページあたりは、しょうれんのツーショットがほしかったわ~。

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